北田辺桂屯所 

2020/03/18
Wed. 11:03

桂屯所はいつ行ってもアルコール類が豊富にあっ
てたのしい。(あかんやつ)
ビールサーバーの使い方は完全に習得しました。
この日はビール、アブサン、日本酒、ワイン、
コニャックを少しずついただきました。アブサン
飲んだあとに日本酒飲んだら「え、水っ?!」って
なるくらいアブサンはくせが強いけどくせになる。
川柳もしかり。


盗ったのはアロエの花が咲いたせい (お門違い)
そうとは知らないペルシャのペルシャ猫
花冷えの米津玄師が8人いる (8)
チリ人の男に八つ橋をもらう
べらんめえ調がポテサラ追加する (め)
目を閉じてめかぶのぬめり舐めとって
唐揚げを語るレモンの語彙力で (レモン)
先生はレモンの香りつきティッシュ
3月を歩くおっぱい図鑑です (雑詠)
三寒四温プリキュアみくじ凶とでる
ウェディングドレスも着るし白菜も着る (席題・どっちゃでも)
やわはだですね いいえちーずけーきです
わたくしは神の子グルコサミンを飲む (席題・いんちき)
ヴァセリンを境界線に塗りたくる (席題・がさがさ)
みみずくをあおげさんに詰めようよ (席題・みみずく)
ふくろうがみみずくを呼ぶほーほけきょ
春一番あくびしている乳首かな (席題・あくび)
昨日からあくびしながら牛乳屋

[edit]

CM: 0
TB: --

page top

草原句会 

2020/03/13
Fri. 21:53

草原句会の選をさせていただく時、希望の題を3つ
ほどあげて、その中から事務局の方で1つ決めてい
ただくのですが、今回わたしの題は「絶対」になり
ました。そうです。〈妖精は酢豚に似ている絶対似
ている〉をおおいに意識してのあえての絶対。
柊馬さんの句は「妖精」という題の時の句だと何か
で読んだ記憶があって、じゃあ絶対という題だった
らどんな句ができるのかとみなさんにというより、
自分に課した題でもありました。
はっきり言って撃沈であります。考えれば考えるほ
どカチンコチンな句しかできなくて、コンチクショ
ウなのでした。

そして当日、私の意を汲んで(?)下さった方が。

 それはない妖精はない絶対に  木口雅裕

ふふふ。


ヒト(遺伝子組換えでない) (括弧)
公園でひとり遊んでいる括弧
括弧閉じよ白木蓮の木の下で
今そこですれ違ったの絶対つちのこ (絶対)
中肉中背の穴を掘り起こす (埋める)
窓の下カマキリの墓きみの墓
スコップがなまあたたかい朝である
グインッと箸の持ち方変えてくる (雑詠)
イタリアのマスクの下の梅くらげ
春の雨金魚の腹のあたたかし
脱げそうな靴履いてくる兄は (席題・靴)
ハイボール百円外反母趾ほどく
バス停の先頭に立つ靴だけが




[edit]

CM: 0
TB: --

page top

アルデバランを踏まないように 

2020/02/25
Tue. 19:04

寝ている時間というのは、わたしにとってどちらか
と言えば死んでいる時間で、最近死んでいる時間が
増えてきて、生きている時間も実は最低限の生きる
行為しかしてなくて、生きた化石というものたちは
こういうこころもちなのでしょうか。

「アルデバランを踏まないように」行きました。
桐子さんの作品すてきでした。試験管に満たされた
水にたゆたう川柳はあたりまえのように息をして、
まごうことなく生きていました。

  ひんやりと耳に素描のかたつむり  ようこ


[edit]

CM: 2
TB: --

page top

 

2020/01/28
Tue. 22:46

この前、雨の日に病院に行った。コンビニで売って
いるよくあるビニール傘をさして行った。
傘立ては案の定いっぱいで、同じようなビニール傘
もたくさんあったので、間違えられないようにと右
端の一番手前の枠に差した。診察が終わり傘を取
ろうとしたら、差したところにビニール傘はあった
のだけど、支えになっていた傘がなくなったからだ
ろうか、わたしの傘とおぼしき傘が45度くらい傾
いていたので、ほんとにこれで合ってるのかなと思
いながらそれを手に取って帰った。

あれ、なんか違和感。柄がもう少し太かったような
傘はもう少し長かったような、なんか気持ち悪い。
でも同じとこに刺さってたし、濡れ具合も畳み具合
もわたしの傘だった。でもこの違和感。なんなんだ
ろう。と思ったとき、最近の自分の川柳とおなじだ
と思った。

当然自分で作った句。なのに自分の句じゃないよ
うな、わたしってこんな句作る人だったっけ、み
たいな。なんかしっくりこない。誰かの句みたい。
どこにでもあるビニール傘のような、入れ替わって
てもだれも気づかないような。

それでも傘は使い続けるし、句は作り続ける。
続けることで違和感はなくなるのかもしれない。
それがはたしていいことなのかそうではないのか
わからないけど。

 ビニール傘で殴って殴って今歌う  ようこ


[edit]

CM: 0
TB: --

page top

北田辺桂屯所 

2020/01/22
Wed. 09:37

桂屯所は古き良き家屋なので、トイレの引き戸の
建付けがわるくなっている。
人がやっと通れるくらいのところでそれ以上開ける
ことも閉めることもできない頑なさなのである。
なので、当然そのまま用を足すことになる。最初
は誰か入ってきたらどうしようっと思って、おそる
おそるだったのだけど、だんだん慣れてきてこっち
も飲んでるしあっちも飲んでるし、見られてもまあ
いっか、くらいのおおらかな気持ちでするのも悪く
ないものである。


どろ沼の前はきれいな沼だった(どろどろ)
闇鍋にコーンフレーク入れたんねん
可愛い顔してえのきってんじゃねえぞ(スケバン)
小雪似の元スケバンの爪楊枝
結び目に届く天井の黒光り(黒光り)
とらやの羊羹がいけないことをくり返す
哺乳瓶咥え明日を考える(ビン)
刈り取った小松菜男ビンに差す
ボタン掛け違ったシャツが3枚ある(雑詠)
精子凍結オレンジ白菜が甘い

[edit]

CM: 0
TB: --

page top

うみの会 

2020/01/12
Sun. 11:06

初句会。
句会というか合評会。合評されるからには、普通
の読み上げられておしまいの句会より作句に力が
入る。のは私だけなんだろうか。褒められたいと
いうよりは、実験的なこんな句はどう受け入れられ
るのか、られないのか知れる機会だから。なので
今回もいろいろな意見が聞けて目からうろこ初め
だった。


暗算をオイルサーディン北へ北へ (オイル)
椿油使い切っちゃうねと光る
スキップのできない人の真似をする (雑詠)
桃色のバブを指輪にして遊ぶ

スキップの句、「いじめやで」って言われて、川柳
の世界でもそういうことが起こり得るし、今まさに
自分が無自覚な加害者であることに気づかされた
のでした。あ、もちろん好意的に読んでくださる方
もいましたので安心ください。


[edit]

CM: 0
TB: --

page top

野火の会 

2019/12/28
Sat. 09:29

今年最後の句会でもあり、初めて参加させていた
だく句会でもありました。
2句出しと思い込んでいたら3句出しであわあわし
ました。
いままで行った句会は京都、大阪。今回は神戸。
やっぱり句会にも地域性があるんだなあとしみじ
み思いました。一言で言えば、エレガント。


臓器取り出しイブっぽいことをする 「イブ」
フォアグラの暗さよイブの明るさよ
サンタクロース捻じれるようにやってくる
美しい日だ猿ぐつわされにいく 「これから」(軸吟)
眼底を突く咲きかけの黒い花 「底」
箱のまま沈むよ肉も肉親も
底辺は高さに媚びることなく死
結び目のこすれ具合が鹿である 「雑詠」
雪よりも白き陰毛温める
知りたいかここにホクロがあることを


[edit]

CM: 0
TB: --

page top

現実とは 

2019/12/16
Mon. 15:35

しばらく伸ばしていた髪を30センチほどカットし
ました。理由は実家に帰ったとき、假屋崎省吾みた
いと言われたからです。美容院に行ってセンター
分けのボブの外はねにしてもらいました。結果、
髭男爵の(ルネッサ~ンスの)髭じゃない方の人
みたいになりました。がんばります。


  髪の毛は短し嘔吐易かりし  ようこ

[edit]

CM: 0
TB: --

page top

11月日記 

2019/11/30
Sat. 10:16

11月某日
会いたいなあと思っている人に、会う口実として
(好きでもない)句会をしましょう、と送ったら、
散歩しましょうという返事がきた。キュン。
わたしはまだまだ子供だ。

11月某日
友人宅に行くとアレクサがいた。
「アレクサ、おもしろい話して」と友人が言うと
あまりおもしろくもないなぞなぞを出してきた。
「アレクサ、エッチな話して」って言いたいのを
必死でこらえる。

11月某日
十三のバーでハイボールの美味しさに目覚める。

11月某日
ショータくん(かがりさんの息子さん)のタップを
観に行く。かっこよくて楽しくて今すぐ習いたい!
と思う→自分がタップしている姿を想像する→
かっこ悪い動きに見ていられない、という毎度
おなじみの思考ルーティンで早々にあきらめる。
ハイボールおいしい。


[edit]

CM: 2
TB: --

page top

桂屯所 

2019/11/12
Tue. 09:59

ひさしぶりの句会。
北田辺句会IN桂(ろっぱさん別邸)という、ほど
よい緊張感と、おなじみの顔ぶれという安心感に
包まれたたのしい空間でした。


目印は薔薇に醤油の食べこぼし 「目印」
豆腐抱く婆さんを抱く爺さんを右折
出ていけと言ったあとの顔が梢 「梢」
小指だろうが梢だろうが手折るよ
日の丸の白より白いブラウスで「日の丸の白」
秋の空一度よじれた日の丸の白
携帯を伏せるレディスアデランス 「たじろぐ」
父さんは毛蟹だったと聞かされる
人参の数を心配してくれる 「雑詠」
タピオカに混じる眼球キネマ旬報

[edit]

CM: 0
TB: --

page top

2020-04