GOTO名古屋。 

2022/11/30
Wed. 11:42

名古屋で開催されたなかはられいこさんの句集『くちびるにウエハース』の批評会に行ってきました。

いや、名古屋を甘く見てましたね。大都会じゃあるまいし、新幹線降りて30分あれば余裕で会場に着くだろうという浅はかな考えよ、散れ。というか浅はかな考えが洋服着て生きてるからこうなったんだけどね。はい、ギリギリアウトで間に合いました。それはつまり間に合ってないということでもあります。シュン。

暮田さんが、巨大化する〈私〉としてあげた句の読みに対し、司会の荻原さんが「真に受ける」と言い表したのがよかったな。わたしなんかもハッとするようなシュールな句じゃないものはつい読み流したり、つい意味を探ったりの習性が身についてしまっているので、まず句を「真に受け」て想像する楽しさを味わってみたいと思いました。
みなさんのお話を聞いて、れいこさんの句集にまた一歩近づけた批評会でした。

れいこさんを愛するたくさんの方がいらっしゃっていて、お久しぶりな方と再会したり、初めましての若人とお会いできたり、もう一生会えないと思っていた平岡さんにも会えたり、人生の皆既月食を感じました。(伝われ)

懇親会のあとはずっと行きたかった平和園さんへ。ちゃありぃさんが作る炒飯が本当においしかった。パラパラオブパラパラ。パラパラオブマイライフかもしれん、いうくらいパ、ラ、パ、ラ、お箸じゃす、く、え、な、い、でした。読点の力技はこれからの川柳にどのような変化をもたらすのか、なんてことは考えないで読点を多用してみました。

あと、名古屋って階段多くないですか?ていうかエスカレーターが少ない?そのせいなのか、名古屋の人は階段の上りと下りの左側通行をきっちりまじめに守る。あと、電車、中ほどまで進まない。出入り口付近のみぎゅうぎゅう詰め。おもしろい。名古屋と大阪でこんなにも違うんかとそんなことも含め楽しい旅でした。

実は批評会に参加して何人かの方にブログ見てますって言っていただいて、いや全然更新してないし…と申し訳なく思い、久しぶりに書いてみたのですが、相変わらず中身のない話をだらだらとしか書けないかなしみが押し寄せてきてますね。というわけでこのへんで、、またお会いできるときまで、さようなら。


ねじまき句会の皆さま、ありがとうございました。

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一昨日のこと、明日のこと。 

2022/05/24
Tue. 12:39

ブログ久しぶりでなんか緊張する。蚊取り線香くらい。それは金鳥な。金鳥の夏やさかいちょうどよろしいやん。て、なんで京都弁になってるかというと、一昨日、筒井祥文追悼「らくだ忌」第1回川柳大会に参加してきたのです。

ほんとにみなさんにお会いするの久しぶりすぎて、ちょっと声をかけるのも躊躇いましたね。お互いに歳重ねた変化分+マスク。わたしは受付をしてたので名前チェックできるので◯◯さん!お久しぶりです!って声かけて、向こうはわたしを見て一瞬の間(当然です)からの名札(スタッフ用)を見て、あー!って感じでおもしろかったな。みなさんお元気そうで何よりでした。
選者のみなさんの祥文さんとの思い出話もよかった。

わたしの句。
「芸」 きゅういち選
3万回話した人の肘の色
「水」 兵頭全郎選
水中はもう象徴でいっぱいです
オムライスだけが水族館じゃない
「自転車」 森田律子選
自転車で来たが駱駝で帰ろうか
自転車をねっとり漕げば舟である
「笑」 井上一筒選
メイド・イン・チンゲンサイの半笑い
「蓋」 樋口由紀子選
蓋をしてキリンの首がみじかいね

体感的には4句か5句くらいだと思ってたけど今書きだしてみたら意外と抜けててびっくりした。間違ってないかな、間違ってるかもしれません。ほんま最近抜けてるから。毛髪からなにから色々と。


で。話かわって大切なお知らせです。

明日、5/25(水)、大好きな歌人でもあります平岡直子さんの川柳句集『Ladies and』(左右社)が発売開始になります。刺された感覚がないのに気づいたら刺されてた、みたいな読後感です。あ、蚊じゃなくて刃物のようなもので。どういうことやねんと思われた方!おそれ多くも栞文を書かせていただきましたので詳しくはそちらを読んでくださるとわたしの気持ちが伝わるかと思います。(伝わらなかったらごめんなさい…)あと、なかはられいこさんはとても深くやさしく包み込むように丁寧に句評されてて、ほぉ〜となりますので必読です。装幀もとてもオシャレで今風(という言い方が古い)で素敵す。
 
  白鳥のように流血しています/平岡直子
  階段になれたら虹はこぼれたい
  女の子は不可算 栓抜きは可算
  夜と子どもが暗さを競うお祭りに
  檻があり有象無象の象二匹
  血液が分かれて紫蘇と青紫蘇へ
  一クラス四十人の押し麦だ
  あの星が滅びるまでの舌鼓

ぜひ本屋さんで手に取っていただけるとうれしいです。

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おばんざい。 

2022/02/07
Mon. 10:13

近所の親しくしている方が体調を崩されてから、時々ごはんのおかず持っていくようになった。おばんざい(お惣菜)を作るのは好きなのでまったく苦にならないのだけど、問題はお口に合うかである。

食器を返してもらう時、「珍しいお味で。」とか「お店で食べる味がした。」とか言ってくれるんだけど、それが、珍しいお味であんまりだったのかおいしかったのか、お店で食べる味がして落ち着かないのかおいしかったのか、わからない。「おいしかった」とは言えないものがそれらに隠されてるのではないかと思ってしまう。(ほんまこの性格直したい。)ただ、「おいしい」を欲しがっているエゴの塊人間みたいだけどそうじゃなくて、「おいしかった。」をいただくと、こういうのが好きなんや、が分かって今後の参考にできるのと思っての欲しがりだということは信じていただきたい。
エゴがまったくないと言えばウソにはなるけど、実際今はそんなエゴより自分の二重あごの方が気になっているわけで。(知らんがな)

ご夫婦とも70代でもともと滋味を好む人たちなのだけど、そんなぶっ飛んだ味付けをしてるつもりはない。あと、食器を返すときにもう何を食べたか忘れてしまってるんだろうなあ。それはしかたない、わたしだってそうなんだから。

そして、昨日また持って行った。そしたら今回珍しく「あれ、この前のおいしかったわ〜。」え、なんやろ、この前は牛すじこんと…なんやったかな(わたしも忘れとる)やっぱり牛すじこんか!?

「あれあれ、きゅうりともろみの!」

あ…きゅうり切っただけに頂き物のもろみ添えた…

一切手を加えてないやつ!!!

そう、あのもろみわたしもめっちゃ好きやしきゅうりとの相性抜群やねん。うん。
また持って行こ。もろみだけでもええか。ごはんと食べてもおいしいし。うん。
今のんなくなったらどこで買えるか友達に聞こ。うん。
そうしよ。
あれ、なんだろ…目から煮汁が…。果たしてこれはエゴの煮汁なのか…あまじょっぱい。

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オボエテイナイ。 

2021/12/21
Tue. 10:07

近所の友だちに会った。近所といってもそんなに頻繁に会うわけでもなく、会ったのは数ヶ月ぶり。犬と猫を多頭飼いしていて、その中でも長老の犬、◯◯元気?って聞いたら、死んだやん。3月に。って言われた。え…そうやったっけ…聞かされても思い出せなかった。あまりにも思い出せなかったので聞いてなかったんじゃないかと思ったけど、別れてからだんだんと思い出してきた。そうだ。お花持って行った。持って行ったわ。あーーー。やっちまったーー。内容が内容だけに申し訳なさすぎて記憶の衰えが笑えない。

同じ日の夕方、これまた久しぶりに別の近所の人に偶然会った。こちらは1年に1回会うか会わないかなので会うと同じ質問してしまう。うん。たぶん。忘れてるけど。でも昼間のことがあったからまたやっちまわないようにめっちゃ気をつけて質問する。息子さんが結婚してた話、聞いてたかもしれんけど初耳な対応してしまった。嘘はつけんがせめて知ってました顔もできんのか、わたしは。赤ちゃんが産まれたのは聞いてない。これは確か。もういやだー。疲れるよー。

もともと長期記憶力がないのと人にあまり興味がないのとが年齢が進むごと手におえなくなってきている。忘れてたことを思い出して落ち込めるうちが華なのかもしれない。と思いたい。ムエタイ。

あ、でも自慢できることもある。夕方会った人の犬は家族以外には歯を剥いて絶対触らせないタイプなんだけど、なぜかわたしのことは好きみたいでなでなでさせてくれる。今回もマスクしてるし久しぶりだったし犬もだいぶ高齢になってて覚えてくれてるか心配したけど、ちゃんとわかってくれた。飼い主さんも他人に撫でられる犬を見てたいそう喜んでくれた。記憶力の衰えたわたしを犬の記憶力が慰めてくれた日だった。ありがとう。走馬灯。

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夢とリアル 

2021/11/26
Fri. 10:12

最近見た川柳関係の夢。

①久しぶりに北田辺句会に行ったらもう中学生がいた。
②どこか発展途上の南国の村に住んでいた。村長の亡きあと妻である広瀬ちえみさんがその村を治めていた。What's!!!

川柳に関係ない夢。

紙にカツやハムや観葉植物を挟んだサンドイッチを食べた。カツの油が滲みた紙のところは意外といけた。

◆◆

リアル句会に行った。「この句に川柳性はあるんですか?」などとほざいてみた。イメージとしては「そこに愛はあるんか?」「女将さん…」の大地真央。いや、言ったことって結局自分に返ってくるよね。はて困った。愛てなんやねん。川柳性てなんやねん。にいちゃん、川柳性ってなんなん?ここは節子になりきるしかない。そもそも川柳性とはなんぞやなんぞ人それぞれ。もっと言えば川柳性を感じなくてもいい川柳だってあっていい。やからわたしが思う川柳性を感じられなかったことを補って余りある感興も覚えなかったので取らなかった、とでも言えばよかったんかなあ、なあ、にいちゃん。


 ガリヴァーは斜め切りされガリバーに (題「ガリガリ」)


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1週間日記。 

2021/10/02
Sat. 09:55

9月25日(土)
魚屋さんが来た。なににしようか迷ってると娘がホタテが届いたと言いに来る。タイミングよし。晩ごはんはホタテと鯛のカルパッチョに決定。貝柱界のリバーワールドかというくらいのホタテの身の厚さよ。貝汁ははじ川にも負けない味わい深さであった。おかじょうきさんに感謝。

9月26日(日)
文フリ大阪初出店。店名「じねんじょ」。名前の由来は友沢ミミヨ、こたお親子ユニット「とろろ園」。この日のために用意した「うらぽて」(期せずして芋つながりになった)は売れすぎもせず売れなさすぎもせずいい感じに売れ残る。ちかるさんが来てくれてうれしかった。お金の計算にドキドキした。

9月27日(月)
郵便局へ行く。残っていた50円、52円、82円切手が少なくなってきてうれしい。しかし郵便局は算数だ。

9月28日(火)
スマホを新しくしたので今のイヤホンが使えなくなったのとヘアアイロンが壊れたので電気屋に行く。ワイヤレスイヤホンが充電しないと使えないと知った。目に見えないものの何がどうなってるのかさっぱり分からず生きている。Bluetoothってなんだろう。

9月29日(水)
作品集Picnic、締め切り前日に出した。しぶしぶ。これ以上寝かせても変わらない気がした。おったまげるようなぶっ飛んだ句ができない。おったまげ〜ぶっ飛び〜世代なんだけどな。

9月30日(木)
道の駅に買い出しに行く。新鮮なうえ安いしスーパーで売ってないような野菜もあったりする。道の駅はパラダイスである。これだから田舎暮らしがやめられない。花も安いので花屋で買えない体になってしまった。金時草は食べると海藻みたいでおもしろい。

10月1日(金)
梅田に行く。本を3冊購入。緊急事態宣言解除と金曜日が重なって飲み屋はどこもいっぱい。隣のお客さんはここが4軒目って言いながら(多分馴染みのお店を渡り歩いて)お店のお姉さんにもお酒を勧め、さっと帰って行った。かっこいいなあ。

気づけば10月。気づかなくても10月。そして今日は魚屋さんが来る。

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ワクチン。 

2021/08/19
Thu. 09:19

昨日ワクチン2回目終わりました。注射がほんと苦手なんですよね。熱に弱いのでインフルエンザも毎年打つのですが、泣き叫んでますよ。心の中で。大人なのでね。針刺した瞬間に体が痛みに反応してビクンてなって動かないでください!って言われたこともある。打つ前に針刺すあたりペンペン叩いて痛みの予行演習してから打ったりもします。これは一度お尻に注射される時に嫌だ、こわいってへっぴりごしで震えてたら看護師さんにじっとして!ってお尻をパシンって叩かれたことがあって、そっちの痛さとショックで「終わりましたよ。」って言われた時にえ?ってなったんです。叩かれた痛さで注射されたことに気づかんかった!という感動の経験がありするようになったんだけど自分じゃだめですね。痛くない注射はあの日だけです。

が、しかし!が、しかし!である。昨日のワクチン注射、まじで痛くなかった。無。1回目痛すぎてめっちゃビビってたけど、え、ほんまにワクチン注入してくれたん?って逆に疑うレベルの無痛。2回目ってこんなん?それともお医者さんの腕?たまったま痛点じゃないとこに刺さったん?わからへん。わからへんけどよかった。緊張してたから、はあ〜〜って深く息ついたら、痛いですもんね〜って言われたので、1回目痛かったけど、今日は全然痛くなかったです!!ありがとうございました!!ってお医者さんと側にいる看護師さんに深々とほんま心からお礼を言いました。

やり遂げた清々しい気持ちで歩いてると、蝉が鳴いていた。めっちゃ気怠そうに。桃井かおりが蝉だったらーなんでアタシが蝉なわけ?って言ってた。うん。そう聞こえた。
それからハグロトンボ(ググった。)がいた。羽が黒くて体が緑に光ってるやつ。よろよろ飛んでいたから追いかけた。途中何度か止まりながら近寄るとまたよろよろ飛んで行った。何かが落ちた。羽に見えた。まさか。葉っぱでしょ。と思ったら黒い羽だった。破れていた。よろよろしてたのは弱ってたからなのか。わたしに追いかけられたせいで命を縮めたかもしれない。わたしは生き延びるためにワクチン打ったのにね。ごめんよ。

接種後はアルコール飲めないのでノンアルビールを買って帰った。

帰宅後、緊張が解けたせいか、お昼にハンバーガーをものすごい勢いで食べたせいか胃が痛く、結局晩ごはんも食べずノンアルビールも飲むことなく寝た。腕も痛くなかった。そして今日。腕は若干痛い。だけです。

ワクチン会場でもみなさん優しくて、待たされてちょっとイラッとした自分が恥ずかしい。どうかどうか1日でも早く若い人たちにもワクチンが行き渡りますように。

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数字。 

2021/07/30
Fri. 21:16

数字が苦手だ。ほんとうに。だから当然計算も苦手だ。

配達してくれる食パン屋さんがあって、一本670円なんですね。で、なるべくおつりのないように渡したいからピッタリ出すようにしてるんだけど、小銭少ししかなくて千円札で払わないといけない時、相手にも手間をかけないように自分も少ない方がいいしでおつりを500円にしてもらおうと思う。とっさにいくら出せば500円のおつりになるかわからない。で、結局千円出して330円のおつりをもらうことになるので前もって準備をしておくことにした。で、先週計算して、うんうん1270円だね、とパン屋さんに渡すと、えっ、、と、1170円ですね、って言われて、あ、そっかそっかなんて計算ミスっちゃったみたいにへらへらしながら、頭の中では、え?なんで?えと、損してない?どっちかが、って思ったけど、まあパン屋さんが間違えるはずないやろうと言われるがままに100円返してもらってことなきを得た。

そしてきのう。財布を見たらまたピッタリない。今日もかー。えーといくらだっけ。たしか1270円渡したら100円多かったから1170円だ。1170−670=500。よし。やはりパン屋さんは正しかった。

これってみんなどんな計算するんやろう、たとえば326円の買い物するとき、526円出すのと一緒やと考えたらいいねんね。それが1070円出すまでは私にもわかるんやけど、のこり100円よ。わかるねんで。今は。落ち着いて考えたら。でこれがまた数字が変わったらもうあかんと思うねん。やからパン屋さんにはこのまま670円据え置きでがんばってもらいたい。

こんなんやから、割り勘の計算も無理です。できる時もある。たとえば4700円はできる。2000円2000円の350円。(頭の中の計算な)。それが5700円になったら、5700÷2の筆算を頭の中でするのよ。ににんがし、17÷2は8の10÷2ってやってるともう千の位と100の位忘れてるもんね。さらにはさ、そんな時、あ、私大きいのしかないわってなって相手が700円あるあるってだすやん。もうなにがなんやらやん。いらんことすなーってなる。ね。信じられないですよね。自分でも信じたくないですしね。多分数学できる人からしたらなんで?ってすべてがなんで?ってなるんやろうと思う。

計算できないのはいいのです。騙されて損してても知らぬが仏ですしね。ただ相手に多く払わせるのだけは避けたいので酔った頭で懸命にします。

情けないけどそんな生活しづらいというほどでもないし、自分、不器用ですから、ってわたしは笑って生きていくのでできれば割り勘の計算はよろしくお願いしたい。

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身長コンプレックス 

2021/07/12
Mon. 13:35

背の低い人も高い人もわたしからみたらちょうどいいやんって人にも身長コンプレックスはあると思う。

わたしは物心ついた時にはもう同じ歳の子より背が高かった。
学校というところは背の順に並ばせるじゃない。あれなんなんって今なら思う。これは多分小さい人と大きい人にしかわからない気持ちかもしれない。

中学の運動会のあとフォークダンスをするのが恒例の学校だった。そう、オクラホマミキサー。あれね、男子が後ろで女子が前で右手を肩の上で繋ぐんですよね。男子なんか半分くらいわたしより小さい。少しくらい小さいのはまだいい。さすがに20センチくらい小さいとなんやろ、オンブバッタ?背中の小さい方が実はオスやっていう、あれみたいやない?右手?向こうは伸ばそうとしてこっちはちょっとのけぞって、結局肩の上というより横ね。自然とそうなりますわ。

わたしも嫌やけど相手の男子も嫌やったと思う。やから背の高いことを申し訳ないとも思うようになった。

高校の時、運動会は大きい順に入場行進。背の高い子はバスケ部やバレー部の人たち、の中に無駄に大きい文化部のわたしという構図のいたたまれなさよ。身体が硬く(前屈で指のさきっぽも床につかない)体操すら苦手なのに一番前でその醜態を晒されるという辱め。実際親戚のおばさん(いとこが同級生)と母親に「一番前でロボットみたいやった。」と笑われた時の傷は多分一生消えない。自分ではできる限りのバネ(?)を使って体を曲げ伸ばししたつもりだった。それもこれも背が高いせい。中くらいだったら以下だったらどんなやる気のない体操してたって下手くそだって誰の目にもとまらなかったはずなのだ。なのにがんばって笑われるって。悲しかったし恥ずかしかった。

小学生の頃から早く大人になりたいと思っていた。なぜなら大人は背が高かったから。みんなの背が伸びてわたしもみんなと同じふつうになれると思った。が、それは幻想に終わった。わたしはどんどん成長し、いつまでも人との差は小さくならなかった。いつのまにか姉の身長も軽々と追い抜いていったし大人になる前に大人より背が高くなった。
背が高いのが嫌で少しでも小さく目立たないようにと下を向いて歩きどんどん猫背になっていった。
そんな希望も努力も甲斐なく大人になってもわたしはみんなより背が高いままだった。

人は羨ましいという。それもわからないでもない。若い時は好きになる人はやっぱり背が同じくらいか高い人がよかったので背がちょっと…ってなったりした。ヒールも3センチが限度。自分も嫌だし相手も嫌だろうと思った。

身長を聞かれるのも嫌だった。
学生の時最後に測ったのが確か170くらいだったと思う。ショックだった。ついに大台にのってしまった。でもそれ以降身長聞かれても、自称168か9ぐらい女で通した。イチキュッパ理論だ。160センチ台というだけでだいぶ印象が変わる心理作戦に出たのだ。

社会人になって身長を測ることもなくなって、あれは30歳前後だったかな、病院に行ったら身長計があって久しぶりに測ってみたらなんと171.5…⁈⁈
わたし史上最長。まだ成長しとったんか!って今でいうおいでやす小田くらい大声でツッコんだよね。いやほんとまじで。信じられなくてもっかい測りなおしたから多分(絶対な)合ってる。

で、そこでまた問題発生よ。170を168か9はまだ許せる範囲ちゃう?(興奮してきて関西弁になりがちやけども)171.5を168か9はちょっと罪の重さも罪悪感もまあまああるやん。やからそれ以降は170くらいっていうようになった。くらい。くらいって言葉はほんま世のため人のためにある言葉やなあとありがたく使わせてもらった。
170って言うと反応が違う。ぅへぇー!ってなる。やっぱり、うん、そうなるやん。やから言いたくなかってんやん。

そしてそれから月日は流れ最近はこう答えることが多くなった。170ぐらいやったけど、今は歳とったからもっと縮んでると思う。

どんだけ小さく見せたいねん。自分。

ってこれ書きながら自分に思った。書いて初めてわたしなんでこんなに身長にとらわれてんのやろって思った。


ほんでここからが本題やねんけど、最近中年なんちゃらで下腹がぽっこりさんしてきたので常にお腹を引っ込める生活を送ってたら猫背が少し矯正されたんか今までと視界が違って見えるようになったから背が伸びたかもと思って今朝身長(適当にやけど)測ったら170やった。

えっと……伸びたん?縮んだん?
詐称しすぎて自分のほんまの身長忘れてた。

ほんで書き始めた今日のブログなんやけど。
最後に測った時よりは縮んでるけど自称よりは高い。ということはどういうことなん?えっと、喜んでいいん?嘆いた方がええん?

170やで。わからへん。感情がわからへん。そもそも自分で測った身長やしな。正確な身長やないしな。ほななんで測ったんや言われたら、う、うん…何で測ったんやろなあ。身長がと言うより猫背が治ったことを証明したかったんかもしれへん。けど、結果ようわからんかった、ていう話。

わからん話すなー!なんやそれー!(おいでやす小田さんの声量で)


追伸。
書き終わって思い出してんけど、学生時代の身体測定ほんまにいやで、身長測る時もなるべくあらゆる臓器を縮めるようにして測ってたわ。








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洋服と川柳。 

2021/05/29
Sat. 11:04

冷蔵庫に寿命がきた。まずスイカが凍った。それを機にキムチ、卵、水、バナナ、牛乳、大根のツマ、大葉と病状で言えば日常生活に支障をきたすとこまできたので電気屋さんに行こうと思う。さて何を着て行くか、である。いや、どんな冷蔵庫を買おうかじゃないんかいとツッコまれた方もおられようが、それは行ってからのことである。まず何を着ていこう。店員さんにちゃんとした接客をしてもらいたいからちゃんとした格好で行きたい。大枚をはたいて買う久々の大型家電である。懇切丁寧に本当のところ(利点ばかりじゃないよってとこ)を聞きたいじゃない。ということで今日はちゃんと料理してますセレブ風で攻めることにしよう。

たとえば美容院行く時は普段これ系ファッションしてるんだったらこんな感じが好みなのかもと言わなくても伝わるようなちょっと個性的な服をチョイスする。

梅田に行く時となんばに行く時もそれぞれ違う。もちろん持ってる中での話なので組み合わせとかで違いを出す程度だけど。

ある日着ていたリブニットは首の詰まり具合がいいなあと思っていたら前後ろ逆に着ていたので、以降わざと前後ろ逆に着たりする。

今、というかここ6、7年探し続けているのがお洒落な喪服である。いかにも型通りな喪服を着たくないのだ。もちろん光沢や肌の露出に配慮しつつかつお洒落な喪服。というか喪服にもなる黒い服。

で、なぜこんな話をしたかというと、今、今月締め切りの川柳を使っているのですが、苦労してます。苦労しながら川柳とファッションって似てるなと。ここに出す句はこんな感じでとか、ちょっと置き換えるだけでガラッと雰囲気変わるとことか、意図せず前後入れ替えたらいい句ができたりとか、でもやっぱりわたしの求める川柳はどこにあるんだろうとずっと模索し続けてるとことかまさに喪服を探し続ける旅だよって思ったりしたわけです。そしてなんと言っても探してる時がいちばん楽しいってところね。

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2023-02