GOTO名古屋。
2022/11/30
Wed. 11:42
名古屋で開催されたなかはられいこさんの句集『くちびるにウエハース』の批評会に行ってきました。
いや、名古屋を甘く見てましたね。大都会じゃあるまいし、新幹線降りて30分あれば余裕で会場に着くだろうという浅はかな考えよ、散れ。というか浅はかな考えが洋服着て生きてるからこうなったんだけどね。はい、ギリギリアウトで間に合いました。それはつまり間に合ってないということでもあります。シュン。
暮田さんが、巨大化する〈私〉としてあげた句の読みに対し、司会の荻原さんが「真に受ける」と言い表したのがよかったな。わたしなんかもハッとするようなシュールな句じゃないものはつい読み流したり、つい意味を探ったりの習性が身についてしまっているので、まず句を「真に受け」て想像する楽しさを味わってみたいと思いました。
みなさんのお話を聞いて、れいこさんの句集にまた一歩近づけた批評会でした。
れいこさんを愛するたくさんの方がいらっしゃっていて、お久しぶりな方と再会したり、初めましての若人とお会いできたり、もう一生会えないと思っていた平岡さんにも会えたり、人生の皆既月食を感じました。(伝われ)
懇親会のあとはずっと行きたかった平和園さんへ。ちゃありぃさんが作る炒飯が本当においしかった。パラパラオブパラパラ。パラパラオブマイライフかもしれん、いうくらいパ、ラ、パ、ラ、お箸じゃす、く、え、な、い、でした。読点の力技はこれからの川柳にどのような変化をもたらすのか、なんてことは考えないで読点を多用してみました。
あと、名古屋って階段多くないですか?ていうかエスカレーターが少ない?そのせいなのか、名古屋の人は階段の上りと下りの左側通行をきっちりまじめに守る。あと、電車、中ほどまで進まない。出入り口付近のみぎゅうぎゅう詰め。おもしろい。名古屋と大阪でこんなにも違うんかとそんなことも含め楽しい旅でした。
実は批評会に参加して何人かの方にブログ見てますって言っていただいて、いや全然更新してないし…と申し訳なく思い、久しぶりに書いてみたのですが、相変わらず中身のない話をだらだらとしか書けないかなしみが押し寄せてきてますね。というわけでこのへんで、、またお会いできるときまで、さようなら。
ねじまき句会の皆さま、ありがとうございました。
いや、名古屋を甘く見てましたね。大都会じゃあるまいし、新幹線降りて30分あれば余裕で会場に着くだろうという浅はかな考えよ、散れ。というか浅はかな考えが洋服着て生きてるからこうなったんだけどね。はい、ギリギリアウトで間に合いました。それはつまり間に合ってないということでもあります。シュン。
暮田さんが、巨大化する〈私〉としてあげた句の読みに対し、司会の荻原さんが「真に受ける」と言い表したのがよかったな。わたしなんかもハッとするようなシュールな句じゃないものはつい読み流したり、つい意味を探ったりの習性が身についてしまっているので、まず句を「真に受け」て想像する楽しさを味わってみたいと思いました。
みなさんのお話を聞いて、れいこさんの句集にまた一歩近づけた批評会でした。
れいこさんを愛するたくさんの方がいらっしゃっていて、お久しぶりな方と再会したり、初めましての若人とお会いできたり、もう一生会えないと思っていた平岡さんにも会えたり、人生の皆既月食を感じました。(伝われ)
懇親会のあとはずっと行きたかった平和園さんへ。ちゃありぃさんが作る炒飯が本当においしかった。パラパラオブパラパラ。パラパラオブマイライフかもしれん、いうくらいパ、ラ、パ、ラ、お箸じゃす、く、え、な、い、でした。読点の力技はこれからの川柳にどのような変化をもたらすのか、なんてことは考えないで読点を多用してみました。
あと、名古屋って階段多くないですか?ていうかエスカレーターが少ない?そのせいなのか、名古屋の人は階段の上りと下りの左側通行をきっちりまじめに守る。あと、電車、中ほどまで進まない。出入り口付近のみぎゅうぎゅう詰め。おもしろい。名古屋と大阪でこんなにも違うんかとそんなことも含め楽しい旅でした。
実は批評会に参加して何人かの方にブログ見てますって言っていただいて、いや全然更新してないし…と申し訳なく思い、久しぶりに書いてみたのですが、相変わらず中身のない話をだらだらとしか書けないかなしみが押し寄せてきてますね。というわけでこのへんで、、またお会いできるときまで、さようなら。
ねじまき句会の皆さま、ありがとうございました。
[edit]
一昨日のこと、明日のこと。
2022/05/24
Tue. 12:39
ブログ久しぶりでなんか緊張する。蚊取り線香くらい。それは金鳥な。金鳥の夏やさかいちょうどよろしいやん。て、なんで京都弁になってるかというと、一昨日、筒井祥文追悼「らくだ忌」第1回川柳大会に参加してきたのです。
ほんとにみなさんにお会いするの久しぶりすぎて、ちょっと声をかけるのも躊躇いましたね。お互いに歳重ねた変化分+マスク。わたしは受付をしてたので名前チェックできるので◯◯さん!お久しぶりです!って声かけて、向こうはわたしを見て一瞬の間(当然です)からの名札(スタッフ用)を見て、あー!って感じでおもしろかったな。みなさんお元気そうで何よりでした。
選者のみなさんの祥文さんとの思い出話もよかった。
わたしの句。
「芸」 きゅういち選
3万回話した人の肘の色
「水」 兵頭全郎選
水中はもう象徴でいっぱいです
オムライスだけが水族館じゃない
「自転車」 森田律子選
自転車で来たが駱駝で帰ろうか
自転車をねっとり漕げば舟である
「笑」 井上一筒選
メイド・イン・チンゲンサイの半笑い
「蓋」 樋口由紀子選
蓋をしてキリンの首がみじかいね
体感的には4句か5句くらいだと思ってたけど今書きだしてみたら意外と抜けててびっくりした。間違ってないかな、間違ってるかもしれません。ほんま最近抜けてるから。毛髪からなにから色々と。
で。話かわって大切なお知らせです。
明日、5/25(水)、大好きな歌人でもあります平岡直子さんの川柳句集『Ladies and』(左右社)が発売開始になります。刺された感覚がないのに気づいたら刺されてた、みたいな読後感です。あ、蚊じゃなくて刃物のようなもので。どういうことやねんと思われた方!おそれ多くも栞文を書かせていただきましたので詳しくはそちらを読んでくださるとわたしの気持ちが伝わるかと思います。(伝わらなかったらごめんなさい…)あと、なかはられいこさんはとても深くやさしく包み込むように丁寧に句評されてて、ほぉ〜となりますので必読です。装幀もとてもオシャレで今風(という言い方が古い)で素敵す。
白鳥のように流血しています/平岡直子
階段になれたら虹はこぼれたい
女の子は不可算 栓抜きは可算
夜と子どもが暗さを競うお祭りに
檻があり有象無象の象二匹
血液が分かれて紫蘇と青紫蘇へ
一クラス四十人の押し麦だ
あの星が滅びるまでの舌鼓
ぜひ本屋さんで手に取っていただけるとうれしいです。
ほんとにみなさんにお会いするの久しぶりすぎて、ちょっと声をかけるのも躊躇いましたね。お互いに歳重ねた変化分+マスク。わたしは受付をしてたので名前チェックできるので◯◯さん!お久しぶりです!って声かけて、向こうはわたしを見て一瞬の間(当然です)からの名札(スタッフ用)を見て、あー!って感じでおもしろかったな。みなさんお元気そうで何よりでした。
選者のみなさんの祥文さんとの思い出話もよかった。
わたしの句。
「芸」 きゅういち選
3万回話した人の肘の色
「水」 兵頭全郎選
水中はもう象徴でいっぱいです
オムライスだけが水族館じゃない
「自転車」 森田律子選
自転車で来たが駱駝で帰ろうか
自転車をねっとり漕げば舟である
「笑」 井上一筒選
メイド・イン・チンゲンサイの半笑い
「蓋」 樋口由紀子選
蓋をしてキリンの首がみじかいね
体感的には4句か5句くらいだと思ってたけど今書きだしてみたら意外と抜けててびっくりした。間違ってないかな、間違ってるかもしれません。ほんま最近抜けてるから。毛髪からなにから色々と。
で。話かわって大切なお知らせです。
明日、5/25(水)、大好きな歌人でもあります平岡直子さんの川柳句集『Ladies and』(左右社)が発売開始になります。刺された感覚がないのに気づいたら刺されてた、みたいな読後感です。あ、蚊じゃなくて刃物のようなもので。どういうことやねんと思われた方!おそれ多くも栞文を書かせていただきましたので詳しくはそちらを読んでくださるとわたしの気持ちが伝わるかと思います。(伝わらなかったらごめんなさい…)あと、なかはられいこさんはとても深くやさしく包み込むように丁寧に句評されてて、ほぉ〜となりますので必読です。装幀もとてもオシャレで今風(という言い方が古い)で素敵す。
白鳥のように流血しています/平岡直子
階段になれたら虹はこぼれたい
女の子は不可算 栓抜きは可算
夜と子どもが暗さを競うお祭りに
檻があり有象無象の象二匹
血液が分かれて紫蘇と青紫蘇へ
一クラス四十人の押し麦だ
あの星が滅びるまでの舌鼓
ぜひ本屋さんで手に取っていただけるとうれしいです。
[edit]
おばんざい。
2022/02/07
Mon. 10:13
近所の親しくしている方が体調を崩されてから、時々ごはんのおかず持っていくようになった。おばんざい(お惣菜)を作るのは好きなのでまったく苦にならないのだけど、問題はお口に合うかである。
食器を返してもらう時、「珍しいお味で。」とか「お店で食べる味がした。」とか言ってくれるんだけど、それが、珍しいお味であんまりだったのかおいしかったのか、お店で食べる味がして落ち着かないのかおいしかったのか、わからない。「おいしかった」とは言えないものがそれらに隠されてるのではないかと思ってしまう。(ほんまこの性格直したい。)ただ、「おいしい」を欲しがっているエゴの塊人間みたいだけどそうじゃなくて、「おいしかった。」をいただくと、こういうのが好きなんや、が分かって今後の参考にできるのと思っての欲しがりだということは信じていただきたい。
エゴがまったくないと言えばウソにはなるけど、実際今はそんなエゴより自分の二重あごの方が気になっているわけで。(知らんがな)
ご夫婦とも70代でもともと滋味を好む人たちなのだけど、そんなぶっ飛んだ味付けをしてるつもりはない。あと、食器を返すときにもう何を食べたか忘れてしまってるんだろうなあ。それはしかたない、わたしだってそうなんだから。
そして、昨日また持って行った。そしたら今回珍しく「あれ、この前のおいしかったわ〜。」え、なんやろ、この前は牛すじこんと…なんやったかな(わたしも忘れとる)やっぱり牛すじこんか!?
「あれあれ、きゅうりともろみの!」
あ…きゅうり切っただけに頂き物のもろみ添えた…
一切手を加えてないやつ!!!
そう、あのもろみわたしもめっちゃ好きやしきゅうりとの相性抜群やねん。うん。
また持って行こ。もろみだけでもええか。ごはんと食べてもおいしいし。うん。
今のんなくなったらどこで買えるか友達に聞こ。うん。
そうしよ。
あれ、なんだろ…目から煮汁が…。果たしてこれはエゴの煮汁なのか…あまじょっぱい。
食器を返してもらう時、「珍しいお味で。」とか「お店で食べる味がした。」とか言ってくれるんだけど、それが、珍しいお味であんまりだったのかおいしかったのか、お店で食べる味がして落ち着かないのかおいしかったのか、わからない。「おいしかった」とは言えないものがそれらに隠されてるのではないかと思ってしまう。(ほんまこの性格直したい。)ただ、「おいしい」を欲しがっているエゴの塊人間みたいだけどそうじゃなくて、「おいしかった。」をいただくと、こういうのが好きなんや、が分かって今後の参考にできるのと思っての欲しがりだということは信じていただきたい。
エゴがまったくないと言えばウソにはなるけど、実際今はそんなエゴより自分の二重あごの方が気になっているわけで。(知らんがな)
ご夫婦とも70代でもともと滋味を好む人たちなのだけど、そんなぶっ飛んだ味付けをしてるつもりはない。あと、食器を返すときにもう何を食べたか忘れてしまってるんだろうなあ。それはしかたない、わたしだってそうなんだから。
そして、昨日また持って行った。そしたら今回珍しく「あれ、この前のおいしかったわ〜。」え、なんやろ、この前は牛すじこんと…なんやったかな(わたしも忘れとる)やっぱり牛すじこんか!?
「あれあれ、きゅうりともろみの!」
あ…きゅうり切っただけに頂き物のもろみ添えた…
一切手を加えてないやつ!!!
そう、あのもろみわたしもめっちゃ好きやしきゅうりとの相性抜群やねん。うん。
また持って行こ。もろみだけでもええか。ごはんと食べてもおいしいし。うん。
今のんなくなったらどこで買えるか友達に聞こ。うん。
そうしよ。
あれ、なんだろ…目から煮汁が…。果たしてこれはエゴの煮汁なのか…あまじょっぱい。
[edit]
オボエテイナイ。
2021/12/21
Tue. 10:07
近所の友だちに会った。近所といってもそんなに頻繁に会うわけでもなく、会ったのは数ヶ月ぶり。犬と猫を多頭飼いしていて、その中でも長老の犬、◯◯元気?って聞いたら、死んだやん。3月に。って言われた。え…そうやったっけ…聞かされても思い出せなかった。あまりにも思い出せなかったので聞いてなかったんじゃないかと思ったけど、別れてからだんだんと思い出してきた。そうだ。お花持って行った。持って行ったわ。あーーー。やっちまったーー。内容が内容だけに申し訳なさすぎて記憶の衰えが笑えない。
同じ日の夕方、これまた久しぶりに別の近所の人に偶然会った。こちらは1年に1回会うか会わないかなので会うと同じ質問してしまう。うん。たぶん。忘れてるけど。でも昼間のことがあったからまたやっちまわないようにめっちゃ気をつけて質問する。息子さんが結婚してた話、聞いてたかもしれんけど初耳な対応してしまった。嘘はつけんがせめて知ってました顔もできんのか、わたしは。赤ちゃんが産まれたのは聞いてない。これは確か。もういやだー。疲れるよー。
もともと長期記憶力がないのと人にあまり興味がないのとが年齢が進むごと手におえなくなってきている。忘れてたことを思い出して落ち込めるうちが華なのかもしれない。と思いたい。ムエタイ。
あ、でも自慢できることもある。夕方会った人の犬は家族以外には歯を剥いて絶対触らせないタイプなんだけど、なぜかわたしのことは好きみたいでなでなでさせてくれる。今回もマスクしてるし久しぶりだったし犬もだいぶ高齢になってて覚えてくれてるか心配したけど、ちゃんとわかってくれた。飼い主さんも他人に撫でられる犬を見てたいそう喜んでくれた。記憶力の衰えたわたしを犬の記憶力が慰めてくれた日だった。ありがとう。走馬灯。
同じ日の夕方、これまた久しぶりに別の近所の人に偶然会った。こちらは1年に1回会うか会わないかなので会うと同じ質問してしまう。うん。たぶん。忘れてるけど。でも昼間のことがあったからまたやっちまわないようにめっちゃ気をつけて質問する。息子さんが結婚してた話、聞いてたかもしれんけど初耳な対応してしまった。嘘はつけんがせめて知ってました顔もできんのか、わたしは。赤ちゃんが産まれたのは聞いてない。これは確か。もういやだー。疲れるよー。
もともと長期記憶力がないのと人にあまり興味がないのとが年齢が進むごと手におえなくなってきている。忘れてたことを思い出して落ち込めるうちが華なのかもしれない。と思いたい。ムエタイ。
あ、でも自慢できることもある。夕方会った人の犬は家族以外には歯を剥いて絶対触らせないタイプなんだけど、なぜかわたしのことは好きみたいでなでなでさせてくれる。今回もマスクしてるし久しぶりだったし犬もだいぶ高齢になってて覚えてくれてるか心配したけど、ちゃんとわかってくれた。飼い主さんも他人に撫でられる犬を見てたいそう喜んでくれた。記憶力の衰えたわたしを犬の記憶力が慰めてくれた日だった。ありがとう。走馬灯。
[edit]
夢とリアル
2021/11/26
Fri. 10:12
最近見た川柳関係の夢。
①久しぶりに北田辺句会に行ったらもう中学生がいた。
②どこか発展途上の南国の村に住んでいた。村長の亡きあと妻である広瀬ちえみさんがその村を治めていた。What's!!!
川柳に関係ない夢。
紙にカツやハムや観葉植物を挟んだサンドイッチを食べた。カツの油が滲みた紙のところは意外といけた。
◆◆
リアル句会に行った。「この句に川柳性はあるんですか?」などとほざいてみた。イメージとしては「そこに愛はあるんか?」「女将さん…」の大地真央。いや、言ったことって結局自分に返ってくるよね。はて困った。愛てなんやねん。川柳性てなんやねん。にいちゃん、川柳性ってなんなん?ここは節子になりきるしかない。そもそも川柳性とはなんぞやなんぞ人それぞれ。もっと言えば川柳性を感じなくてもいい川柳だってあっていい。やからわたしが思う川柳性を感じられなかったことを補って余りある感興も覚えなかったので取らなかった、とでも言えばよかったんかなあ、なあ、にいちゃん。
ガリヴァーは斜め切りされガリバーに (題「ガリガリ」)
①久しぶりに北田辺句会に行ったらもう中学生がいた。
②どこか発展途上の南国の村に住んでいた。村長の亡きあと妻である広瀬ちえみさんがその村を治めていた。What's!!!
川柳に関係ない夢。
紙にカツやハムや観葉植物を挟んだサンドイッチを食べた。カツの油が滲みた紙のところは意外といけた。
◆◆
リアル句会に行った。「この句に川柳性はあるんですか?」などとほざいてみた。イメージとしては「そこに愛はあるんか?」「女将さん…」の大地真央。いや、言ったことって結局自分に返ってくるよね。はて困った。愛てなんやねん。川柳性てなんやねん。にいちゃん、川柳性ってなんなん?ここは節子になりきるしかない。そもそも川柳性とはなんぞやなんぞ人それぞれ。もっと言えば川柳性を感じなくてもいい川柳だってあっていい。やからわたしが思う川柳性を感じられなかったことを補って余りある感興も覚えなかったので取らなかった、とでも言えばよかったんかなあ、なあ、にいちゃん。
ガリヴァーは斜め切りされガリバーに (題「ガリガリ」)
[edit]
1週間日記。
2021/10/02
Sat. 09:55
9月25日(土)
魚屋さんが来た。なににしようか迷ってると娘がホタテが届いたと言いに来る。タイミングよし。晩ごはんはホタテと鯛のカルパッチョに決定。貝柱界のリバーワールドかというくらいのホタテの身の厚さよ。貝汁ははじ川にも負けない味わい深さであった。おかじょうきさんに感謝。
9月26日(日)
文フリ大阪初出店。店名「じねんじょ」。名前の由来は友沢ミミヨ、こたお親子ユニット「とろろ園」。この日のために用意した「うらぽて」(期せずして芋つながりになった)は売れすぎもせず売れなさすぎもせずいい感じに売れ残る。ちかるさんが来てくれてうれしかった。お金の計算にドキドキした。
9月27日(月)
郵便局へ行く。残っていた50円、52円、82円切手が少なくなってきてうれしい。しかし郵便局は算数だ。
9月28日(火)
スマホを新しくしたので今のイヤホンが使えなくなったのとヘアアイロンが壊れたので電気屋に行く。ワイヤレスイヤホンが充電しないと使えないと知った。目に見えないものの何がどうなってるのかさっぱり分からず生きている。Bluetoothってなんだろう。
9月29日(水)
作品集Picnic、締め切り前日に出した。しぶしぶ。これ以上寝かせても変わらない気がした。おったまげるようなぶっ飛んだ句ができない。おったまげ〜ぶっ飛び〜世代なんだけどな。
9月30日(木)
道の駅に買い出しに行く。新鮮なうえ安いしスーパーで売ってないような野菜もあったりする。道の駅はパラダイスである。これだから田舎暮らしがやめられない。花も安いので花屋で買えない体になってしまった。金時草は食べると海藻みたいでおもしろい。
10月1日(金)
梅田に行く。本を3冊購入。緊急事態宣言解除と金曜日が重なって飲み屋はどこもいっぱい。隣のお客さんはここが4軒目って言いながら(多分馴染みのお店を渡り歩いて)お店のお姉さんにもお酒を勧め、さっと帰って行った。かっこいいなあ。
気づけば10月。気づかなくても10月。そして今日は魚屋さんが来る。
魚屋さんが来た。なににしようか迷ってると娘がホタテが届いたと言いに来る。タイミングよし。晩ごはんはホタテと鯛のカルパッチョに決定。貝柱界のリバーワールドかというくらいのホタテの身の厚さよ。貝汁ははじ川にも負けない味わい深さであった。おかじょうきさんに感謝。
9月26日(日)
文フリ大阪初出店。店名「じねんじょ」。名前の由来は友沢ミミヨ、こたお親子ユニット「とろろ園」。この日のために用意した「うらぽて」(期せずして芋つながりになった)は売れすぎもせず売れなさすぎもせずいい感じに売れ残る。ちかるさんが来てくれてうれしかった。お金の計算にドキドキした。
9月27日(月)
郵便局へ行く。残っていた50円、52円、82円切手が少なくなってきてうれしい。しかし郵便局は算数だ。
9月28日(火)
スマホを新しくしたので今のイヤホンが使えなくなったのとヘアアイロンが壊れたので電気屋に行く。ワイヤレスイヤホンが充電しないと使えないと知った。目に見えないものの何がどうなってるのかさっぱり分からず生きている。Bluetoothってなんだろう。
9月29日(水)
作品集Picnic、締め切り前日に出した。しぶしぶ。これ以上寝かせても変わらない気がした。おったまげるようなぶっ飛んだ句ができない。おったまげ〜ぶっ飛び〜世代なんだけどな。
9月30日(木)
道の駅に買い出しに行く。新鮮なうえ安いしスーパーで売ってないような野菜もあったりする。道の駅はパラダイスである。これだから田舎暮らしがやめられない。花も安いので花屋で買えない体になってしまった。金時草は食べると海藻みたいでおもしろい。
10月1日(金)
梅田に行く。本を3冊購入。緊急事態宣言解除と金曜日が重なって飲み屋はどこもいっぱい。隣のお客さんはここが4軒目って言いながら(多分馴染みのお店を渡り歩いて)お店のお姉さんにもお酒を勧め、さっと帰って行った。かっこいいなあ。
気づけば10月。気づかなくても10月。そして今日は魚屋さんが来る。
[edit]
ワクチン。
2021/08/19
Thu. 09:19
昨日ワクチン2回目終わりました。注射がほんと苦手なんですよね。熱に弱いのでインフルエンザも毎年打つのですが、泣き叫んでますよ。心の中で。大人なのでね。針刺した瞬間に体が痛みに反応してビクンてなって動かないでください!って言われたこともある。打つ前に針刺すあたりペンペン叩いて痛みの予行演習してから打ったりもします。これは一度お尻に注射される時に嫌だ、こわいってへっぴりごしで震えてたら看護師さんにじっとして!ってお尻をパシンって叩かれたことがあって、そっちの痛さとショックで「終わりましたよ。」って言われた時にえ?ってなったんです。叩かれた痛さで注射されたことに気づかんかった!という感動の経験がありするようになったんだけど自分じゃだめですね。痛くない注射はあの日だけです。
が、しかし!が、しかし!である。昨日のワクチン注射、まじで痛くなかった。無。1回目痛すぎてめっちゃビビってたけど、え、ほんまにワクチン注入してくれたん?って逆に疑うレベルの無痛。2回目ってこんなん?それともお医者さんの腕?たまったま痛点じゃないとこに刺さったん?わからへん。わからへんけどよかった。緊張してたから、はあ〜〜って深く息ついたら、痛いですもんね〜って言われたので、1回目痛かったけど、今日は全然痛くなかったです!!ありがとうございました!!ってお医者さんと側にいる看護師さんに深々とほんま心からお礼を言いました。
やり遂げた清々しい気持ちで歩いてると、蝉が鳴いていた。めっちゃ気怠そうに。桃井かおりが蝉だったらーなんでアタシが蝉なわけ?って言ってた。うん。そう聞こえた。
それからハグロトンボ(ググった。)がいた。羽が黒くて体が緑に光ってるやつ。よろよろ飛んでいたから追いかけた。途中何度か止まりながら近寄るとまたよろよろ飛んで行った。何かが落ちた。羽に見えた。まさか。葉っぱでしょ。と思ったら黒い羽だった。破れていた。よろよろしてたのは弱ってたからなのか。わたしに追いかけられたせいで命を縮めたかもしれない。わたしは生き延びるためにワクチン打ったのにね。ごめんよ。
接種後はアルコール飲めないのでノンアルビールを買って帰った。
帰宅後、緊張が解けたせいか、お昼にハンバーガーをものすごい勢いで食べたせいか胃が痛く、結局晩ごはんも食べずノンアルビールも飲むことなく寝た。腕も痛くなかった。そして今日。腕は若干痛い。だけです。
ワクチン会場でもみなさん優しくて、待たされてちょっとイラッとした自分が恥ずかしい。どうかどうか1日でも早く若い人たちにもワクチンが行き渡りますように。
が、しかし!が、しかし!である。昨日のワクチン注射、まじで痛くなかった。無。1回目痛すぎてめっちゃビビってたけど、え、ほんまにワクチン注入してくれたん?って逆に疑うレベルの無痛。2回目ってこんなん?それともお医者さんの腕?たまったま痛点じゃないとこに刺さったん?わからへん。わからへんけどよかった。緊張してたから、はあ〜〜って深く息ついたら、痛いですもんね〜って言われたので、1回目痛かったけど、今日は全然痛くなかったです!!ありがとうございました!!ってお医者さんと側にいる看護師さんに深々とほんま心からお礼を言いました。
やり遂げた清々しい気持ちで歩いてると、蝉が鳴いていた。めっちゃ気怠そうに。桃井かおりが蝉だったらーなんでアタシが蝉なわけ?って言ってた。うん。そう聞こえた。
それからハグロトンボ(ググった。)がいた。羽が黒くて体が緑に光ってるやつ。よろよろ飛んでいたから追いかけた。途中何度か止まりながら近寄るとまたよろよろ飛んで行った。何かが落ちた。羽に見えた。まさか。葉っぱでしょ。と思ったら黒い羽だった。破れていた。よろよろしてたのは弱ってたからなのか。わたしに追いかけられたせいで命を縮めたかもしれない。わたしは生き延びるためにワクチン打ったのにね。ごめんよ。
接種後はアルコール飲めないのでノンアルビールを買って帰った。
帰宅後、緊張が解けたせいか、お昼にハンバーガーをものすごい勢いで食べたせいか胃が痛く、結局晩ごはんも食べずノンアルビールも飲むことなく寝た。腕も痛くなかった。そして今日。腕は若干痛い。だけです。
ワクチン会場でもみなさん優しくて、待たされてちょっとイラッとした自分が恥ずかしい。どうかどうか1日でも早く若い人たちにもワクチンが行き渡りますように。
[edit]
数字。
2021/07/30
Fri. 21:16
数字が苦手だ。ほんとうに。だから当然計算も苦手だ。
配達してくれる食パン屋さんがあって、一本670円なんですね。で、なるべくおつりのないように渡したいからピッタリ出すようにしてるんだけど、小銭少ししかなくて千円札で払わないといけない時、相手にも手間をかけないように自分も少ない方がいいしでおつりを500円にしてもらおうと思う。とっさにいくら出せば500円のおつりになるかわからない。で、結局千円出して330円のおつりをもらうことになるので前もって準備をしておくことにした。で、先週計算して、うんうん1270円だね、とパン屋さんに渡すと、えっ、、と、1170円ですね、って言われて、あ、そっかそっかなんて計算ミスっちゃったみたいにへらへらしながら、頭の中では、え?なんで?えと、損してない?どっちかが、って思ったけど、まあパン屋さんが間違えるはずないやろうと言われるがままに100円返してもらってことなきを得た。
そしてきのう。財布を見たらまたピッタリない。今日もかー。えーといくらだっけ。たしか1270円渡したら100円多かったから1170円だ。1170−670=500。よし。やはりパン屋さんは正しかった。
これってみんなどんな計算するんやろう、たとえば326円の買い物するとき、526円出すのと一緒やと考えたらいいねんね。それが1070円出すまでは私にもわかるんやけど、のこり100円よ。わかるねんで。今は。落ち着いて考えたら。でこれがまた数字が変わったらもうあかんと思うねん。やからパン屋さんにはこのまま670円据え置きでがんばってもらいたい。
こんなんやから、割り勘の計算も無理です。できる時もある。たとえば4700円はできる。2000円2000円の350円。(頭の中の計算な)。それが5700円になったら、5700÷2の筆算を頭の中でするのよ。ににんがし、17÷2は8の10÷2ってやってるともう千の位と100の位忘れてるもんね。さらにはさ、そんな時、あ、私大きいのしかないわってなって相手が700円あるあるってだすやん。もうなにがなんやらやん。いらんことすなーってなる。ね。信じられないですよね。自分でも信じたくないですしね。多分数学できる人からしたらなんで?ってすべてがなんで?ってなるんやろうと思う。
計算できないのはいいのです。騙されて損してても知らぬが仏ですしね。ただ相手に多く払わせるのだけは避けたいので酔った頭で懸命にします。
情けないけどそんな生活しづらいというほどでもないし、自分、不器用ですから、ってわたしは笑って生きていくのでできれば割り勘の計算はよろしくお願いしたい。
配達してくれる食パン屋さんがあって、一本670円なんですね。で、なるべくおつりのないように渡したいからピッタリ出すようにしてるんだけど、小銭少ししかなくて千円札で払わないといけない時、相手にも手間をかけないように自分も少ない方がいいしでおつりを500円にしてもらおうと思う。とっさにいくら出せば500円のおつりになるかわからない。で、結局千円出して330円のおつりをもらうことになるので前もって準備をしておくことにした。で、先週計算して、うんうん1270円だね、とパン屋さんに渡すと、えっ、、と、1170円ですね、って言われて、あ、そっかそっかなんて計算ミスっちゃったみたいにへらへらしながら、頭の中では、え?なんで?えと、損してない?どっちかが、って思ったけど、まあパン屋さんが間違えるはずないやろうと言われるがままに100円返してもらってことなきを得た。
そしてきのう。財布を見たらまたピッタリない。今日もかー。えーといくらだっけ。たしか1270円渡したら100円多かったから1170円だ。1170−670=500。よし。やはりパン屋さんは正しかった。
これってみんなどんな計算するんやろう、たとえば326円の買い物するとき、526円出すのと一緒やと考えたらいいねんね。それが1070円出すまでは私にもわかるんやけど、のこり100円よ。わかるねんで。今は。落ち着いて考えたら。でこれがまた数字が変わったらもうあかんと思うねん。やからパン屋さんにはこのまま670円据え置きでがんばってもらいたい。
こんなんやから、割り勘の計算も無理です。できる時もある。たとえば4700円はできる。2000円2000円の350円。(頭の中の計算な)。それが5700円になったら、5700÷2の筆算を頭の中でするのよ。ににんがし、17÷2は8の10÷2ってやってるともう千の位と100の位忘れてるもんね。さらにはさ、そんな時、あ、私大きいのしかないわってなって相手が700円あるあるってだすやん。もうなにがなんやらやん。いらんことすなーってなる。ね。信じられないですよね。自分でも信じたくないですしね。多分数学できる人からしたらなんで?ってすべてがなんで?ってなるんやろうと思う。
計算できないのはいいのです。騙されて損してても知らぬが仏ですしね。ただ相手に多く払わせるのだけは避けたいので酔った頭で懸命にします。
情けないけどそんな生活しづらいというほどでもないし、自分、不器用ですから、ってわたしは笑って生きていくのでできれば割り勘の計算はよろしくお願いしたい。
[edit]
身長コンプレックス
2021/07/12
Mon. 13:35
背の低い人も高い人もわたしからみたらちょうどいいやんって人にも身長コンプレックスはあると思う。
わたしは物心ついた時にはもう同じ歳の子より背が高かった。
学校というところは背の順に並ばせるじゃない。あれなんなんって今なら思う。これは多分小さい人と大きい人にしかわからない気持ちかもしれない。
中学の運動会のあとフォークダンスをするのが恒例の学校だった。そう、オクラホマミキサー。あれね、男子が後ろで女子が前で右手を肩の上で繋ぐんですよね。男子なんか半分くらいわたしより小さい。少しくらい小さいのはまだいい。さすがに20センチくらい小さいとなんやろ、オンブバッタ?背中の小さい方が実はオスやっていう、あれみたいやない?右手?向こうは伸ばそうとしてこっちはちょっとのけぞって、結局肩の上というより横ね。自然とそうなりますわ。
わたしも嫌やけど相手の男子も嫌やったと思う。やから背の高いことを申し訳ないとも思うようになった。
高校の時、運動会は大きい順に入場行進。背の高い子はバスケ部やバレー部の人たち、の中に無駄に大きい文化部のわたしという構図のいたたまれなさよ。身体が硬く(前屈で指のさきっぽも床につかない)体操すら苦手なのに一番前でその醜態を晒されるという辱め。実際親戚のおばさん(いとこが同級生)と母親に「一番前でロボットみたいやった。」と笑われた時の傷は多分一生消えない。自分ではできる限りのバネ(?)を使って体を曲げ伸ばししたつもりだった。それもこれも背が高いせい。中くらいだったら以下だったらどんなやる気のない体操してたって下手くそだって誰の目にもとまらなかったはずなのだ。なのにがんばって笑われるって。悲しかったし恥ずかしかった。
小学生の頃から早く大人になりたいと思っていた。なぜなら大人は背が高かったから。みんなの背が伸びてわたしもみんなと同じふつうになれると思った。が、それは幻想に終わった。わたしはどんどん成長し、いつまでも人との差は小さくならなかった。いつのまにか姉の身長も軽々と追い抜いていったし大人になる前に大人より背が高くなった。
背が高いのが嫌で少しでも小さく目立たないようにと下を向いて歩きどんどん猫背になっていった。
そんな希望も努力も甲斐なく大人になってもわたしはみんなより背が高いままだった。
人は羨ましいという。それもわからないでもない。若い時は好きになる人はやっぱり背が同じくらいか高い人がよかったので背がちょっと…ってなったりした。ヒールも3センチが限度。自分も嫌だし相手も嫌だろうと思った。
身長を聞かれるのも嫌だった。
学生の時最後に測ったのが確か170くらいだったと思う。ショックだった。ついに大台にのってしまった。でもそれ以降身長聞かれても、自称168か9ぐらい女で通した。イチキュッパ理論だ。160センチ台というだけでだいぶ印象が変わる心理作戦に出たのだ。
社会人になって身長を測ることもなくなって、あれは30歳前後だったかな、病院に行ったら身長計があって久しぶりに測ってみたらなんと171.5…⁈⁈
わたし史上最長。まだ成長しとったんか!って今でいうおいでやす小田くらい大声でツッコんだよね。いやほんとまじで。信じられなくてもっかい測りなおしたから多分(絶対な)合ってる。
で、そこでまた問題発生よ。170を168か9はまだ許せる範囲ちゃう?(興奮してきて関西弁になりがちやけども)171.5を168か9はちょっと罪の重さも罪悪感もまあまああるやん。やからそれ以降は170くらいっていうようになった。くらい。くらいって言葉はほんま世のため人のためにある言葉やなあとありがたく使わせてもらった。
170って言うと反応が違う。ぅへぇー!ってなる。やっぱり、うん、そうなるやん。やから言いたくなかってんやん。
そしてそれから月日は流れ最近はこう答えることが多くなった。170ぐらいやったけど、今は歳とったからもっと縮んでると思う。
どんだけ小さく見せたいねん。自分。
ってこれ書きながら自分に思った。書いて初めてわたしなんでこんなに身長にとらわれてんのやろって思った。
ほんでここからが本題やねんけど、最近中年なんちゃらで下腹がぽっこりさんしてきたので常にお腹を引っ込める生活を送ってたら猫背が少し矯正されたんか今までと視界が違って見えるようになったから背が伸びたかもと思って今朝身長(適当にやけど)測ったら170やった。
えっと……伸びたん?縮んだん?
詐称しすぎて自分のほんまの身長忘れてた。
ほんで書き始めた今日のブログなんやけど。
最後に測った時よりは縮んでるけど自称よりは高い。ということはどういうことなん?えっと、喜んでいいん?嘆いた方がええん?
170やで。わからへん。感情がわからへん。そもそも自分で測った身長やしな。正確な身長やないしな。ほななんで測ったんや言われたら、う、うん…何で測ったんやろなあ。身長がと言うより猫背が治ったことを証明したかったんかもしれへん。けど、結果ようわからんかった、ていう話。
わからん話すなー!なんやそれー!(おいでやす小田さんの声量で)
追伸。
書き終わって思い出してんけど、学生時代の身体測定ほんまにいやで、身長測る時もなるべくあらゆる臓器を縮めるようにして測ってたわ。
わたしは物心ついた時にはもう同じ歳の子より背が高かった。
学校というところは背の順に並ばせるじゃない。あれなんなんって今なら思う。これは多分小さい人と大きい人にしかわからない気持ちかもしれない。
中学の運動会のあとフォークダンスをするのが恒例の学校だった。そう、オクラホマミキサー。あれね、男子が後ろで女子が前で右手を肩の上で繋ぐんですよね。男子なんか半分くらいわたしより小さい。少しくらい小さいのはまだいい。さすがに20センチくらい小さいとなんやろ、オンブバッタ?背中の小さい方が実はオスやっていう、あれみたいやない?右手?向こうは伸ばそうとしてこっちはちょっとのけぞって、結局肩の上というより横ね。自然とそうなりますわ。
わたしも嫌やけど相手の男子も嫌やったと思う。やから背の高いことを申し訳ないとも思うようになった。
高校の時、運動会は大きい順に入場行進。背の高い子はバスケ部やバレー部の人たち、の中に無駄に大きい文化部のわたしという構図のいたたまれなさよ。身体が硬く(前屈で指のさきっぽも床につかない)体操すら苦手なのに一番前でその醜態を晒されるという辱め。実際親戚のおばさん(いとこが同級生)と母親に「一番前でロボットみたいやった。」と笑われた時の傷は多分一生消えない。自分ではできる限りのバネ(?)を使って体を曲げ伸ばししたつもりだった。それもこれも背が高いせい。中くらいだったら以下だったらどんなやる気のない体操してたって下手くそだって誰の目にもとまらなかったはずなのだ。なのにがんばって笑われるって。悲しかったし恥ずかしかった。
小学生の頃から早く大人になりたいと思っていた。なぜなら大人は背が高かったから。みんなの背が伸びてわたしもみんなと同じふつうになれると思った。が、それは幻想に終わった。わたしはどんどん成長し、いつまでも人との差は小さくならなかった。いつのまにか姉の身長も軽々と追い抜いていったし大人になる前に大人より背が高くなった。
背が高いのが嫌で少しでも小さく目立たないようにと下を向いて歩きどんどん猫背になっていった。
そんな希望も努力も甲斐なく大人になってもわたしはみんなより背が高いままだった。
人は羨ましいという。それもわからないでもない。若い時は好きになる人はやっぱり背が同じくらいか高い人がよかったので背がちょっと…ってなったりした。ヒールも3センチが限度。自分も嫌だし相手も嫌だろうと思った。
身長を聞かれるのも嫌だった。
学生の時最後に測ったのが確か170くらいだったと思う。ショックだった。ついに大台にのってしまった。でもそれ以降身長聞かれても、自称168か9ぐらい女で通した。イチキュッパ理論だ。160センチ台というだけでだいぶ印象が変わる心理作戦に出たのだ。
社会人になって身長を測ることもなくなって、あれは30歳前後だったかな、病院に行ったら身長計があって久しぶりに測ってみたらなんと171.5…⁈⁈
わたし史上最長。まだ成長しとったんか!って今でいうおいでやす小田くらい大声でツッコんだよね。いやほんとまじで。信じられなくてもっかい測りなおしたから多分(絶対な)合ってる。
で、そこでまた問題発生よ。170を168か9はまだ許せる範囲ちゃう?(興奮してきて関西弁になりがちやけども)171.5を168か9はちょっと罪の重さも罪悪感もまあまああるやん。やからそれ以降は170くらいっていうようになった。くらい。くらいって言葉はほんま世のため人のためにある言葉やなあとありがたく使わせてもらった。
170って言うと反応が違う。ぅへぇー!ってなる。やっぱり、うん、そうなるやん。やから言いたくなかってんやん。
そしてそれから月日は流れ最近はこう答えることが多くなった。170ぐらいやったけど、今は歳とったからもっと縮んでると思う。
どんだけ小さく見せたいねん。自分。
ってこれ書きながら自分に思った。書いて初めてわたしなんでこんなに身長にとらわれてんのやろって思った。
ほんでここからが本題やねんけど、最近中年なんちゃらで下腹がぽっこりさんしてきたので常にお腹を引っ込める生活を送ってたら猫背が少し矯正されたんか今までと視界が違って見えるようになったから背が伸びたかもと思って今朝身長(適当にやけど)測ったら170やった。
えっと……伸びたん?縮んだん?
詐称しすぎて自分のほんまの身長忘れてた。
ほんで書き始めた今日のブログなんやけど。
最後に測った時よりは縮んでるけど自称よりは高い。ということはどういうことなん?えっと、喜んでいいん?嘆いた方がええん?
170やで。わからへん。感情がわからへん。そもそも自分で測った身長やしな。正確な身長やないしな。ほななんで測ったんや言われたら、う、うん…何で測ったんやろなあ。身長がと言うより猫背が治ったことを証明したかったんかもしれへん。けど、結果ようわからんかった、ていう話。
わからん話すなー!なんやそれー!(おいでやす小田さんの声量で)
追伸。
書き終わって思い出してんけど、学生時代の身体測定ほんまにいやで、身長測る時もなるべくあらゆる臓器を縮めるようにして測ってたわ。
[edit]
洋服と川柳。
2021/05/29
Sat. 11:04
冷蔵庫に寿命がきた。まずスイカが凍った。それを機にキムチ、卵、水、バナナ、牛乳、大根のツマ、大葉と病状で言えば日常生活に支障をきたすとこまできたので電気屋さんに行こうと思う。さて何を着て行くか、である。いや、どんな冷蔵庫を買おうかじゃないんかいとツッコまれた方もおられようが、それは行ってからのことである。まず何を着ていこう。店員さんにちゃんとした接客をしてもらいたいからちゃんとした格好で行きたい。大枚をはたいて買う久々の大型家電である。懇切丁寧に本当のところ(利点ばかりじゃないよってとこ)を聞きたいじゃない。ということで今日はちゃんと料理してますセレブ風で攻めることにしよう。
たとえば美容院行く時は普段これ系ファッションしてるんだったらこんな感じが好みなのかもと言わなくても伝わるようなちょっと個性的な服をチョイスする。
梅田に行く時となんばに行く時もそれぞれ違う。もちろん持ってる中での話なので組み合わせとかで違いを出す程度だけど。
ある日着ていたリブニットは首の詰まり具合がいいなあと思っていたら前後ろ逆に着ていたので、以降わざと前後ろ逆に着たりする。
今、というかここ6、7年探し続けているのがお洒落な喪服である。いかにも型通りな喪服を着たくないのだ。もちろん光沢や肌の露出に配慮しつつかつお洒落な喪服。というか喪服にもなる黒い服。
で、なぜこんな話をしたかというと、今、今月締め切りの川柳を使っているのですが、苦労してます。苦労しながら川柳とファッションって似てるなと。ここに出す句はこんな感じでとか、ちょっと置き換えるだけでガラッと雰囲気変わるとことか、意図せず前後入れ替えたらいい句ができたりとか、でもやっぱりわたしの求める川柳はどこにあるんだろうとずっと模索し続けてるとことかまさに喪服を探し続ける旅だよって思ったりしたわけです。そしてなんと言っても探してる時がいちばん楽しいってところね。
たとえば美容院行く時は普段これ系ファッションしてるんだったらこんな感じが好みなのかもと言わなくても伝わるようなちょっと個性的な服をチョイスする。
梅田に行く時となんばに行く時もそれぞれ違う。もちろん持ってる中での話なので組み合わせとかで違いを出す程度だけど。
ある日着ていたリブニットは首の詰まり具合がいいなあと思っていたら前後ろ逆に着ていたので、以降わざと前後ろ逆に着たりする。
今、というかここ6、7年探し続けているのがお洒落な喪服である。いかにも型通りな喪服を着たくないのだ。もちろん光沢や肌の露出に配慮しつつかつお洒落な喪服。というか喪服にもなる黒い服。
で、なぜこんな話をしたかというと、今、今月締め切りの川柳を使っているのですが、苦労してます。苦労しながら川柳とファッションって似てるなと。ここに出す句はこんな感じでとか、ちょっと置き換えるだけでガラッと雰囲気変わるとことか、意図せず前後入れ替えたらいい句ができたりとか、でもやっぱりわたしの求める川柳はどこにあるんだろうとずっと模索し続けてるとことかまさに喪服を探し続ける旅だよって思ったりしたわけです。そしてなんと言っても探してる時がいちばん楽しいってところね。
[edit]
悲劇
2021/05/17
Mon. 12:57
土曜日に買った太刀魚はそれは見事だった。肉厚で子持ちでスーパーに並んでいる太刀魚と全然違った。いわゆる映える太刀魚だった。
土曜日はカツオのたたきと紅ズワイガニとうな肝を食べ、日曜日にあさりと太刀魚と明石のたこを食べるつもりだった。
だった。そう。だったのだ。
日曜日、太刀魚をグリルで焼く。我が家は魚はグラタン皿に乗せて焼く。そのまま網に乗せると汚れるし洗うのが面倒だから。
いい感じに焼けた。皿を取り出そうとグリルを引き出したその時、、落ちた。一瞬すぎて何が起きたのかわからなかったが、、落ちた。グリルごと皿ごと太刀魚ごとすべてが床にぶちまけられた。皿は見事にひっくり返った。そう、食パンにジャム塗ってさあ食べようとして落としたらパンのジャム面が床面と合体というあの悲劇とおんなじやつ。
時が止まった。もう全てがいやになった。わたしはコトが予定通りに進まなかった時のショックが多分人より大きい。ああもうこのままどっか行きたい晩ごはんとかどうでもいいってなる。グリルは表の強化ガラスみたいなやつが外れている。私の強化顔面からも全ての表情が外れる、いや消える。ああ、明日からどうやって朝のパンを焼けばいいのか。取り寄せるにしてもしばらく時間かかる。どこに電話したらいいのかもわからない。そんな事今どうでもいいのにと今なら思うのだがその時はそういう頭に支配されているからどうしようもない。
気づいたらワイン蒸しにしていたアサリがぶくぶく湧いている。慌てて火を止めた。案の定アサリの身は縮んでしまっている。ああ、もう最悪だ。今日一日の楽しみがすべて一瞬で奪われた。
晩ごはんはまるでお通夜だった。たこには悪いけどあまり味がしなかった。明石に非は1ミリたりともない。
衝撃で外れたガラスはどうやっても嵌らず、どんなイリュージョンだよといらいらしながら結局ネジを外して分解してやっと元に戻った。明日のパンを思えばこその執念だが、なぜそこまで明日のパンに執念を燃やすのか自分でもわからない。わからないのが人生だ。
そして今朝、パンは無事焼けた。よかった。本当によかった。でも持ち手の部分がグラグラしてるのでいつかまた惨劇は起きるかもしれない。そしてまたへこむんだろうと思う。いや、起こる前に買い替えろよとも思うがそこに執念が燃えてくれない。わからない。
そして愛用しているグラタン皿が割れなかったこととやけどしなかったことと太刀魚もう一切れ冷凍してたことはこれ幸いと、今は思える。
土曜日はカツオのたたきと紅ズワイガニとうな肝を食べ、日曜日にあさりと太刀魚と明石のたこを食べるつもりだった。
だった。そう。だったのだ。
日曜日、太刀魚をグリルで焼く。我が家は魚はグラタン皿に乗せて焼く。そのまま網に乗せると汚れるし洗うのが面倒だから。
いい感じに焼けた。皿を取り出そうとグリルを引き出したその時、、落ちた。一瞬すぎて何が起きたのかわからなかったが、、落ちた。グリルごと皿ごと太刀魚ごとすべてが床にぶちまけられた。皿は見事にひっくり返った。そう、食パンにジャム塗ってさあ食べようとして落としたらパンのジャム面が床面と合体というあの悲劇とおんなじやつ。
時が止まった。もう全てがいやになった。わたしはコトが予定通りに進まなかった時のショックが多分人より大きい。ああもうこのままどっか行きたい晩ごはんとかどうでもいいってなる。グリルは表の強化ガラスみたいなやつが外れている。私の強化顔面からも全ての表情が外れる、いや消える。ああ、明日からどうやって朝のパンを焼けばいいのか。取り寄せるにしてもしばらく時間かかる。どこに電話したらいいのかもわからない。そんな事今どうでもいいのにと今なら思うのだがその時はそういう頭に支配されているからどうしようもない。
気づいたらワイン蒸しにしていたアサリがぶくぶく湧いている。慌てて火を止めた。案の定アサリの身は縮んでしまっている。ああ、もう最悪だ。今日一日の楽しみがすべて一瞬で奪われた。
晩ごはんはまるでお通夜だった。たこには悪いけどあまり味がしなかった。明石に非は1ミリたりともない。
衝撃で外れたガラスはどうやっても嵌らず、どんなイリュージョンだよといらいらしながら結局ネジを外して分解してやっと元に戻った。明日のパンを思えばこその執念だが、なぜそこまで明日のパンに執念を燃やすのか自分でもわからない。わからないのが人生だ。
そして今朝、パンは無事焼けた。よかった。本当によかった。でも持ち手の部分がグラグラしてるのでいつかまた惨劇は起きるかもしれない。そしてまたへこむんだろうと思う。いや、起こる前に買い替えろよとも思うがそこに執念が燃えてくれない。わからない。
そして愛用しているグラタン皿が割れなかったこととやけどしなかったことと太刀魚もう一切れ冷凍してたことはこれ幸いと、今は思える。
[edit]
一人。
2021/04/12
Mon. 10:44
咳をしても一人ってあるじゃないですか。尾崎さんの。あれ、よくないと思うんですよね。この句で一人は孤独でさびしいもんだという強迫観念を植え付けられてる人いると思うんですよ。尾崎さんとて本当にそこまでさびしかったかどうかもわかりませんし。なんとなく一人のさびしさを楽しんでる風にも感じなくもない。たとえば句の最後笑ってみてください。「咳をしても一人なんだよ、はっはっは!」コロナ禍だからとかそういうのは抜きにして「おひとりサイコー様」はかなりの数いると思うのです。わたしも含め。(一人ではないんだけど)一人じゃないからそう思うんだと言われればそれまでだけど、不安というより不便な気はします。そして尾崎さんは決して不憫だと思われてほしくなかったとも思うのです。
なんで急にと思われたかもしれませんが、夜中から少し頭がふらふらしててちょっと寝苦しくて何度も寝返りを打ったりしながら色々考えていたのです。あーでも最高に体調の悪い時は寝返りを打ってもめまいがしてたことを思えば、これくらい屁だわー……寝返りを打ってもめまい…なんだろこの既視感…寝返りをしてもめまい…尾崎さんや。寝返りをしても一人や。違うけど。や、でもあれやんな、寝返り打って一人はええやんな。広々使えるし、いびきも気にせんでええし。あ、わたしがです。わたしいびき持ちやから絶対一人じゃないと寝られないんですよね(恥)なので尾崎さん、一人はいいですぞなどと考えながら朝を迎えたのでした。
なんで急にと思われたかもしれませんが、夜中から少し頭がふらふらしててちょっと寝苦しくて何度も寝返りを打ったりしながら色々考えていたのです。あーでも最高に体調の悪い時は寝返りを打ってもめまいがしてたことを思えば、これくらい屁だわー……寝返りを打ってもめまい…なんだろこの既視感…寝返りをしてもめまい…尾崎さんや。寝返りをしても一人や。違うけど。や、でもあれやんな、寝返り打って一人はええやんな。広々使えるし、いびきも気にせんでええし。あ、わたしがです。わたしいびき持ちやから絶対一人じゃないと寝られないんですよね(恥)なので尾崎さん、一人はいいですぞなどと考えながら朝を迎えたのでした。
[edit]
魚屋さん。
2021/03/28
Sun. 08:10
いやー、昨日食べたお造りが美味しすぎてブログ書いてます。ただただ美味しいもん食べた自慢です。すいません。
うちからひとつ目の角を曲がったところに軽トラが止まって近所のおばちゃんたちが荷台に群がってなにやらごそごそしてはるのを見たことがあった。わたしは車で出かけるところだったのでそのまま通り過ぎて、なにかの行商らしいことはなんとなくわかった。が、すぐに忘れた。
そしておととい金曜日、お向かいさんと話してて、お魚売りに来てるの知ってる?あ、あれや。記憶がよみがえる。お魚売りに来やんねん。この前初めて買ったけど結構おいしかってん。あれ、魚屋さんなんや。へー。まあこの辺坂道の街やし高齢化やしで車で売りに来はるんかなー程度ですわ。こちとら言うてもまだ若いし買い物も車でぴゃっと行くし。ほなじゃあ今度来たら教えてください言うて、忘れた。
次の日、お昼ごろインターホンがなった。お向かいさんや。なんやろ。はーい。お魚屋さん来はったて。あー!はいはい。お魚屋さんね。すっかり忘れてたわ。そういえば土曜日言うてはった。お財布持って追いかける。
ほんま。荷台に色んな魚が並んでいる。さばいてあるものからないもの。ほたるいか。たこ。かわはぎ。にしん。しらす、、えとせとら。佃煮やお漬もんまである。でもない。あれがない。値札。え、なんで。ここは大阪、いやちゃうわ兵庫やった。そうやここは兵庫。値段とか誰も聞かへん。知らんけど。ほんならわたしもよう聞かん。恥ずかしい。
その日は晩ごはん多分ふたりやからあんまりたくさんは買われへんけど、やっぱりお造りやなあ。こんな軽トラで売りに来た魚だいじょうぶやろか。ぬくぅなってないかな。とか考えたけどやっぱりお造り。楽やから。うちもふたり、お向かいさんもふたりなので、まぐろとカンパチ半分こずつにしてもらった。とりあえず今日はそれだけで。たくさん買ってもなあ、せっかくのおいしいやつ冷凍するんもったいないしなあ。とかなんとか言いながら値段もやけど、なにより味の不安よ。
1200円と1300円です。え。高っ。思ったより高かった。ちょっと少ないけどいろいろこわくて遠慮してこの値段。やのにお向かいさんももしかして高いって思てるんちゃうかと思ったらもう口が動いてた。あ、じゃあ1300円の方いいですか。なんやこいつ。ほんま自分でも意味わからん。お向かいさんは一回買ってるから値段知ってはるやろし、多い方が良かったかもしれへんのに、そこはどっちにしましょでええやん。気の使い方がほんま間違っていると後からほんま反省した。
晩ごはん。どきどき。まぐろなめっちゃ赤いねん。うーん、赤い言うか透明感のない赤。鯨?レバー?とも違うけどそんな感じ。あ!あれや。赤いこんにゃく。あれみたいなん。つるんもたんってしてるねん。すじがないねん。何となくぶあつめに切ってそれを半分に切って、ひとり4切れ。カンパチ少し分厚めひとりふた切れ。けど断面は大きめ。立派なお造り。650円のお造り。あれ?そんな高ないか。お店で食べること考えたら全然高くないか。いざ実食。
まぐろ。なんこれ。え。まぐろ?これがまぐろやったら今まで食べてたんは何?魚かどうかも怪しい。くらい味濃い、身というより肉。もっと言えばまぐろとディープキス。こんな飲み込みたくないまぐろ人生で出会ったことなかった。
次カンパチ。のってるー。あぶら。醤油に油膜こんな張ります?あぶら乗ってるのにしつこくない。甘い。下手くそな食リポかと言われてもいい。ほんまそれに尽きる。歯応え適度にやわく適度にかたい。
ほんま生きててよかった。あなた(お向かいさんもやしお魚屋さんもやしお魚)に会えてよかった。
だいじょうぶやろかとか、高って思ってた自分ほんまごめんなさい。今度の土曜日は何買おう。ああ土曜日が待ち遠しい。
魚屋と出会う桜が咲いている ようこ
うちからひとつ目の角を曲がったところに軽トラが止まって近所のおばちゃんたちが荷台に群がってなにやらごそごそしてはるのを見たことがあった。わたしは車で出かけるところだったのでそのまま通り過ぎて、なにかの行商らしいことはなんとなくわかった。が、すぐに忘れた。
そしておととい金曜日、お向かいさんと話してて、お魚売りに来てるの知ってる?あ、あれや。記憶がよみがえる。お魚売りに来やんねん。この前初めて買ったけど結構おいしかってん。あれ、魚屋さんなんや。へー。まあこの辺坂道の街やし高齢化やしで車で売りに来はるんかなー程度ですわ。こちとら言うてもまだ若いし買い物も車でぴゃっと行くし。ほなじゃあ今度来たら教えてください言うて、忘れた。
次の日、お昼ごろインターホンがなった。お向かいさんや。なんやろ。はーい。お魚屋さん来はったて。あー!はいはい。お魚屋さんね。すっかり忘れてたわ。そういえば土曜日言うてはった。お財布持って追いかける。
ほんま。荷台に色んな魚が並んでいる。さばいてあるものからないもの。ほたるいか。たこ。かわはぎ。にしん。しらす、、えとせとら。佃煮やお漬もんまである。でもない。あれがない。値札。え、なんで。ここは大阪、いやちゃうわ兵庫やった。そうやここは兵庫。値段とか誰も聞かへん。知らんけど。ほんならわたしもよう聞かん。恥ずかしい。
その日は晩ごはん多分ふたりやからあんまりたくさんは買われへんけど、やっぱりお造りやなあ。こんな軽トラで売りに来た魚だいじょうぶやろか。ぬくぅなってないかな。とか考えたけどやっぱりお造り。楽やから。うちもふたり、お向かいさんもふたりなので、まぐろとカンパチ半分こずつにしてもらった。とりあえず今日はそれだけで。たくさん買ってもなあ、せっかくのおいしいやつ冷凍するんもったいないしなあ。とかなんとか言いながら値段もやけど、なにより味の不安よ。
1200円と1300円です。え。高っ。思ったより高かった。ちょっと少ないけどいろいろこわくて遠慮してこの値段。やのにお向かいさんももしかして高いって思てるんちゃうかと思ったらもう口が動いてた。あ、じゃあ1300円の方いいですか。なんやこいつ。ほんま自分でも意味わからん。お向かいさんは一回買ってるから値段知ってはるやろし、多い方が良かったかもしれへんのに、そこはどっちにしましょでええやん。気の使い方がほんま間違っていると後からほんま反省した。
晩ごはん。どきどき。まぐろなめっちゃ赤いねん。うーん、赤い言うか透明感のない赤。鯨?レバー?とも違うけどそんな感じ。あ!あれや。赤いこんにゃく。あれみたいなん。つるんもたんってしてるねん。すじがないねん。何となくぶあつめに切ってそれを半分に切って、ひとり4切れ。カンパチ少し分厚めひとりふた切れ。けど断面は大きめ。立派なお造り。650円のお造り。あれ?そんな高ないか。お店で食べること考えたら全然高くないか。いざ実食。
まぐろ。なんこれ。え。まぐろ?これがまぐろやったら今まで食べてたんは何?魚かどうかも怪しい。くらい味濃い、身というより肉。もっと言えばまぐろとディープキス。こんな飲み込みたくないまぐろ人生で出会ったことなかった。
次カンパチ。のってるー。あぶら。醤油に油膜こんな張ります?あぶら乗ってるのにしつこくない。甘い。下手くそな食リポかと言われてもいい。ほんまそれに尽きる。歯応え適度にやわく適度にかたい。
ほんま生きててよかった。あなた(お向かいさんもやしお魚屋さんもやしお魚)に会えてよかった。
だいじょうぶやろかとか、高って思ってた自分ほんまごめんなさい。今度の土曜日は何買おう。ああ土曜日が待ち遠しい。
魚屋と出会う桜が咲いている ようこ
[edit]
北田辺句会桂屯所
2021/03/23
Tue. 09:24
雨にも負けず風にも負けず低気圧にも負けず行ってきました。この日やったら行けると思いちかるさんを誘ってしまったのだ。誘った後午前中に予定が入り疲れやすいわたし、誘ってなかったら絶対行ってなかった。缶コーヒーくらいわたしは自分に甘いのだ。ちかるさんが駅まで迎えに来てくれていた。(え、私のこと好きなん?)途中で雨が降り出したとかで相合い傘で会場まで歩く。どきどき。とぼとぼ。ターバンの話や辛夷の話などした。会場に近づくと誰やら両手を大きく振っている。奈々ちゃんや。(え、私のこと好きなん?)中に入ると「元気やん。」言われたけど、そらちかるさんと奈々ちゃんのお迎えで雨とか低気圧とか吹き飛ぶわ。気分は高気圧やん。急いで投句。お待たせしてほんとうに申し訳ない。そのかわり楽しい句会にしてみせます。みたいな無駄な正義感発動するねん。でつい飲みすぎるっていうよくないパターンですよね。気をつけたい。句会の後京都のよーこさんも参加して飲んだ。半年ぶりの句会楽しかったなー。半年ぶりやから?(やめなさい。)
「市」肉じゃがに市原悦子の毛髪が ようこ
「外」洗っても洗っても洗っても芋
「局」局長とその愛人のだし茶漬け
「番」番犬がとてもレースで透明で
「雑詠」コロッケは6個と言ったはずである
「雨」雨傘にしては白菜寄りである
「市」肉じゃがに市原悦子の毛髪が ようこ
「外」洗っても洗っても洗っても芋
「局」局長とその愛人のだし茶漬け
「番」番犬がとてもレースで透明で
「雑詠」コロッケは6個と言ったはずである
「雨」雨傘にしては白菜寄りである
[edit]
恥ずかしがり
2021/03/07
Sun. 09:02
元来恥ずかしがりだったと思う。恥ずかしいというか、かっこ悪い恥をかきたくなかった。
中学校1年の授業だったかホームルームだったか忘れたが、先生がこのクラスで1番手をあげて発表しないのは誰ですかと聞いた。クラス全員がざわざわして、私は俯いて内心どきどきしていた。誰か男子だったと思う。「◯◯さん(私の旧姓)だと思います。」わたしはやっぱりと思うと同時に顔から火が出るかと思うくらいの恥ずかしさにさらに俯いた。自分ではもちろん気がついていたけど他人からも気づかれていたことが恥ずかしかった。さらに悪夢のような時間は続いた。「◯◯さん、どうして手を上げないんですか?」多分もうあれこそ蚊の鳴くような声というんだろう。「間違ってたら恥ずかしいからです。」と私は答えた。何がテーマの話だったのかなぜそんなことを先生が言い出したのか、その後のことはもう頭の中が恥ずかしいでいっぱいでおぼえていない。
あの頃に比べたらだいぶマシになってると思うけど、まだまだ恥ずかしがり屋だと思う。自分がかっこ悪くて恥ずかしいと思ってたことをおもしろがってくれる人がいると、あ、これは恥ずかしいことじゃなかったんだってわかって恥ずかしい項目が少しずつ減ってきた。恥ずかしいが減るととてもうれしいしすごく楽になる。
これからもっともっと歳をとったら恥ずかしいことなんてなくなるのかな。それとも恥ずかしい恥ずかしいと思いながら死んでいくのかな。そんなことを考えながら歳を取るのも愉快だな。
お構いなく開く天国の引き戸 ようこ
中学校1年の授業だったかホームルームだったか忘れたが、先生がこのクラスで1番手をあげて発表しないのは誰ですかと聞いた。クラス全員がざわざわして、私は俯いて内心どきどきしていた。誰か男子だったと思う。「◯◯さん(私の旧姓)だと思います。」わたしはやっぱりと思うと同時に顔から火が出るかと思うくらいの恥ずかしさにさらに俯いた。自分ではもちろん気がついていたけど他人からも気づかれていたことが恥ずかしかった。さらに悪夢のような時間は続いた。「◯◯さん、どうして手を上げないんですか?」多分もうあれこそ蚊の鳴くような声というんだろう。「間違ってたら恥ずかしいからです。」と私は答えた。何がテーマの話だったのかなぜそんなことを先生が言い出したのか、その後のことはもう頭の中が恥ずかしいでいっぱいでおぼえていない。
あの頃に比べたらだいぶマシになってると思うけど、まだまだ恥ずかしがり屋だと思う。自分がかっこ悪くて恥ずかしいと思ってたことをおもしろがってくれる人がいると、あ、これは恥ずかしいことじゃなかったんだってわかって恥ずかしい項目が少しずつ減ってきた。恥ずかしいが減るととてもうれしいしすごく楽になる。
これからもっともっと歳をとったら恥ずかしいことなんてなくなるのかな。それとも恥ずかしい恥ずかしいと思いながら死んでいくのかな。そんなことを考えながら歳を取るのも愉快だな。
お構いなく開く天国の引き戸 ようこ
[edit]
老い。
2021/01/25
Mon. 10:22
老いが着実にやってきている。
やはりなんといってももの忘れ。忘れと言うか覚えられない。(一緒なのかな)何を買わないといけなかったかとか、人の名前とか、花の名前とか。それらはもうだいぶ諦めがついてきているのだが、観た映画のタイトルはもちろん、内容まで忘れてしまうのは本当にかなしくてたまらない。
4歳歳上の女友達がグループLINEでみちょぱとゆきぽよが別人だったと昨日知ったと言ってきた。すると6歳上の女友達がお店で店員さんとお客さん間違えて声かけたと言う。二人を知ってるわたしから見たらそれは老いではなく君たちの特性だよと思ったりしたのたが、わたしは物忘れがひどいと言うと、中では一番わたしが若いので、サカキさんはまだまだ。55過ぎるとぐんと落ちるからね。外見も頭の中も。って脅され老い自慢大会は尽きない。60過ぎた1人はもうわたしはだめ、と諦めモード。あれなんだろうね。自分より若い人の老いを認めてくれないの。わたしもそうなんだけど、「まだ若いのにー。」って言ってしまう。その歳にはその歳なりの老いは確実にあって自分も通ってきた道なのにね。
運動不足のせいか体の衰えもすごく感じる。関節が痛い。あ、今わたしおばあちゃんみたいな動き方してるって自分でもわかる。髪の毛も細くなって頭がすうすうするようになって育毛剤付けてマッサージしたり、法令線ができないように枕には頭の上の方だけ置いて寝たり、人には見せられないような顔体操したり多少は努力しているが果たして効果があるのかどうか。
今日は待ち合わせの店の場所が分からなくてなって泣きそうになる夢を見た。おそろしい。わからなくなることがおそろしい。わからなくなって人に迷惑かけたり悲しませることになることがおそろしい。
おそろしいけど今は笑える。笑えるうちは笑っとこう。笑って笑って許してもらおう。だからわたしも笑って許してあげられる人になろう、と思う(できるだけ)。
老人のまま書類になっている ようこ
やはりなんといってももの忘れ。忘れと言うか覚えられない。(一緒なのかな)何を買わないといけなかったかとか、人の名前とか、花の名前とか。それらはもうだいぶ諦めがついてきているのだが、観た映画のタイトルはもちろん、内容まで忘れてしまうのは本当にかなしくてたまらない。
4歳歳上の女友達がグループLINEでみちょぱとゆきぽよが別人だったと昨日知ったと言ってきた。すると6歳上の女友達がお店で店員さんとお客さん間違えて声かけたと言う。二人を知ってるわたしから見たらそれは老いではなく君たちの特性だよと思ったりしたのたが、わたしは物忘れがひどいと言うと、中では一番わたしが若いので、サカキさんはまだまだ。55過ぎるとぐんと落ちるからね。外見も頭の中も。って脅され老い自慢大会は尽きない。60過ぎた1人はもうわたしはだめ、と諦めモード。あれなんだろうね。自分より若い人の老いを認めてくれないの。わたしもそうなんだけど、「まだ若いのにー。」って言ってしまう。その歳にはその歳なりの老いは確実にあって自分も通ってきた道なのにね。
運動不足のせいか体の衰えもすごく感じる。関節が痛い。あ、今わたしおばあちゃんみたいな動き方してるって自分でもわかる。髪の毛も細くなって頭がすうすうするようになって育毛剤付けてマッサージしたり、法令線ができないように枕には頭の上の方だけ置いて寝たり、人には見せられないような顔体操したり多少は努力しているが果たして効果があるのかどうか。
今日は待ち合わせの店の場所が分からなくてなって泣きそうになる夢を見た。おそろしい。わからなくなることがおそろしい。わからなくなって人に迷惑かけたり悲しませることになることがおそろしい。
おそろしいけど今は笑える。笑えるうちは笑っとこう。笑って笑って許してもらおう。だからわたしも笑って許してあげられる人になろう、と思う(できるだけ)。
老人のまま書類になっている ようこ
[edit]
うみの会
2020/11/04
Wed. 12:28
行くと楽しいんだけど、行くまでの行きたくなさがとにかくすごい。なんとかならぬものか。
今回はなんとなかはられいこさん、瀧村小奈生さん、青砥和子さんが参加。
それにしてもみなさん上手に説明しはるなあ。たぶん行きたくない理由はそこなんだよね。わたしなんか当てられても日本語覚えたてか!みたいやもん。カタコトネー。カタコト言うなまっすぐ夜になれ。(みさ子さんに謝れ)
れいこさんがうみの会の評は厳しいと言われてましたけど、なんのなんのねじまき軍団もなかなかやと思いました。
光をちょうだいアリスの煮浸しに(アリス)ようこ
水栽培できるアリスもアボカドも
ハンカチがきれいに顔を畳みにくる(雑詠)
林檎煮る後ろを通る赤の他人
たのしかったな。
今回はなんとなかはられいこさん、瀧村小奈生さん、青砥和子さんが参加。
それにしてもみなさん上手に説明しはるなあ。たぶん行きたくない理由はそこなんだよね。わたしなんか当てられても日本語覚えたてか!みたいやもん。カタコトネー。カタコト言うなまっすぐ夜になれ。(みさ子さんに謝れ)
れいこさんがうみの会の評は厳しいと言われてましたけど、なんのなんのねじまき軍団もなかなかやと思いました。
光をちょうだいアリスの煮浸しに(アリス)ようこ
水栽培できるアリスもアボカドも
ハンカチがきれいに顔を畳みにくる(雑詠)
林檎煮る後ろを通る赤の他人
たのしかったな。
[edit]
冬瓜
2020/10/20
Tue. 17:07
女子会がありました。Nさんが全員に冬瓜を担いできてくれました。お店はかなりうるさくて声がよく聞き取れません。 Mさんが『青い冬瓜が・・・』って話し始めたのですが、冬瓜が睾丸に聞こえて、聞き間違いと承知の上で、やはりここはあえて空耳ボケをかましとかないとなと思い、できるだけまじめな顔で『え?睾丸?』って聞き直し、にやにやしながら完全無欠の『なんでやねん』を待っていたのですが、『そうやねん青い睾丸の猿がいてんねん。』って返ってきて、なんというか非常に悲しかったです。
猿に発情期冬瓜に秋が来る ようこ
猿に発情期冬瓜に秋が来る ようこ
[edit]
鬼滅の。
2020/10/19
Mon. 10:17
ワンピースもドラゴンボールも読んだことも観たこともない漫画ど素人のわたしが言うのもなんですが、鬼滅の刃のおもしろさがどうにもこうにもわかりませんのです。世の鬼滅ファンの皆さま、心の底からごめんなさい。
先日金曜ロードショーで放送されてたのを観たんだけど、一夜目、途中寝ました。目が覚めると最後の方で、頭がたくさんある鬼を倒したところは観れました。わざわざ巻き戻して観直す気も起きず、鬼殺隊として続く二夜目から流石におもしろくなるのだろうと観ていたらまたもや途中で寝てしまいました。目が覚めるとまだやっていて、一応終わりまで観ました。寝てた間にすごい展開や核心となる事があったかもしれないので偉そうなことは言えないんだけどね。
観たとこだけで言うと、心情のセリフ長くない?こうなるまでにこういうことがあったんですよって伝えようとする意図はわかるけど、あまりにも説明すぎて、しかも教訓くさくて、ふつーに、こいつの心の話長いなってなりましたね。そんな回想してる間に殺られるし、殺れるやろ。漫画やから、アニメやから、ってそれを言っちゃあおしめぇよ。それは逃げだからね。そして鬼が人間だった頃を思い出すシーンの家族の絆とか、めっちゃダサい。お涙ちょうだいって言うてしまってるやん。そしてちょいちょい挟まれるギャグ?みたいなやつ。なんでそこでおちゃらけが必要なんだ?死ぬかもしれないんだよ?あれか?10分に1回は濡れ場を入れなければいけないロマンポルノみたいな?そういうルールがあるん?あと、柱強っ。そんな一発で倒せるんやったら最初から柱が戦えばええんやん。まだいい?決め技の名前、カッコつけすぎてようわからん。水の呼吸うんたらかんたらってやつ。必殺旗つつみでええやん。岩返しでええやん。お願いやからプロゴルファー猿見習って。
ひとつだけ共感できたのは、禰豆子の体力は寝ることで回復するってとこ。わたしと一緒やん。
こういうのって書くことでスッキリするかと思ったけど、ただの悪口みたいでいい気しないし、みんながおもしろいと思ってるものをつまらないと思ってしまう自分が実は1番つまらない人間なんじゃないかって思うし、やからわたしと話してもつまらないんやわ、やから友達少ないんやわ、やから他の人の川柳を受け入れる器が小さいんやわ、やから川柳でも何でも中途半端で続かへんのやわ、やからSNSは苦手なんやわ、やからやっぱりひとりがいいねん、やからやから祭りか!しかもめっちゃネガティブ祭りやん。ほんでめっちゃ飛ぶやん。うん、そういうとこある。鬼滅のせいでわたしの悪いとこ出た。
鬼に取り憑かれたんかな。
誰かわたしの中の鬼を殺して。
できうれば、痛くないやつで。
早起きの人にも鬼の血は流れ ようこ
先日金曜ロードショーで放送されてたのを観たんだけど、一夜目、途中寝ました。目が覚めると最後の方で、頭がたくさんある鬼を倒したところは観れました。わざわざ巻き戻して観直す気も起きず、鬼殺隊として続く二夜目から流石におもしろくなるのだろうと観ていたらまたもや途中で寝てしまいました。目が覚めるとまだやっていて、一応終わりまで観ました。寝てた間にすごい展開や核心となる事があったかもしれないので偉そうなことは言えないんだけどね。
観たとこだけで言うと、心情のセリフ長くない?こうなるまでにこういうことがあったんですよって伝えようとする意図はわかるけど、あまりにも説明すぎて、しかも教訓くさくて、ふつーに、こいつの心の話長いなってなりましたね。そんな回想してる間に殺られるし、殺れるやろ。漫画やから、アニメやから、ってそれを言っちゃあおしめぇよ。それは逃げだからね。そして鬼が人間だった頃を思い出すシーンの家族の絆とか、めっちゃダサい。お涙ちょうだいって言うてしまってるやん。そしてちょいちょい挟まれるギャグ?みたいなやつ。なんでそこでおちゃらけが必要なんだ?死ぬかもしれないんだよ?あれか?10分に1回は濡れ場を入れなければいけないロマンポルノみたいな?そういうルールがあるん?あと、柱強っ。そんな一発で倒せるんやったら最初から柱が戦えばええんやん。まだいい?決め技の名前、カッコつけすぎてようわからん。水の呼吸うんたらかんたらってやつ。必殺旗つつみでええやん。岩返しでええやん。お願いやからプロゴルファー猿見習って。
ひとつだけ共感できたのは、禰豆子の体力は寝ることで回復するってとこ。わたしと一緒やん。
こういうのって書くことでスッキリするかと思ったけど、ただの悪口みたいでいい気しないし、みんながおもしろいと思ってるものをつまらないと思ってしまう自分が実は1番つまらない人間なんじゃないかって思うし、やからわたしと話してもつまらないんやわ、やから友達少ないんやわ、やから他の人の川柳を受け入れる器が小さいんやわ、やから川柳でも何でも中途半端で続かへんのやわ、やからSNSは苦手なんやわ、やからやっぱりひとりがいいねん、やからやから祭りか!しかもめっちゃネガティブ祭りやん。ほんでめっちゃ飛ぶやん。うん、そういうとこある。鬼滅のせいでわたしの悪いとこ出た。
鬼に取り憑かれたんかな。
誰かわたしの中の鬼を殺して。
できうれば、痛くないやつで。
早起きの人にも鬼の血は流れ ようこ
[edit]
わらび餅
2020/10/13
Tue. 10:29
おいしいおはぎ屋さんがある。
おはぎも季節ごとに素材が変わってとてもおいしいんだけど、ここのわらび餅がなんというかもうそれは二の腕なんである。
何を隠そうわたしはおばちゃんの二の腕フェチである。たるみと言ってしまえばそれまでなんだけど、長い年月を重ねて熟成されたあの柔らかさは人体のどの部位にも劣らない、トップオブたるみなのだ。
かねてより、おばちゃんの二の腕はわらび餅みたいだと形容してきたわたしであるが、実はさすがに噛んだことはない。(噛みたい衝動はもちろんある。)
おばちゃんの二の腕がわらび餅みたいと言いながら矛盾もあって、わらび餅を食べてもちろんおいしいのはおいしいけどおばちゃんの二の腕を食べている気分になったことはない。
が!が!である。
ここのわらび餅を初めて口に含み、一口噛んだ瞬間、おばちゃんの二の腕や!っと思った。ひと噛み、ふた噛み、柔らかいのに噛みきれない弾力。逃げていく肉。いや、餅なっていうツッコミとかしてる場合じゃないのよ。噛み切れないのにいつのまにか溶けるようになくなっている。あれ、わたしの二の腕ちゃんはいずこへってなもんなのだ。そして、2個、3個と頬張っては消えていく幸せという名の不幸せ。
ていうか柔らかすぎて噛みきれないってあるんだね。もはやグミなんか石だよ。噛み切れる石だよ。
二の腕の残りを裁縫箱にしまう ようこ
おはぎも季節ごとに素材が変わってとてもおいしいんだけど、ここのわらび餅がなんというかもうそれは二の腕なんである。
何を隠そうわたしはおばちゃんの二の腕フェチである。たるみと言ってしまえばそれまでなんだけど、長い年月を重ねて熟成されたあの柔らかさは人体のどの部位にも劣らない、トップオブたるみなのだ。
かねてより、おばちゃんの二の腕はわらび餅みたいだと形容してきたわたしであるが、実はさすがに噛んだことはない。(噛みたい衝動はもちろんある。)
おばちゃんの二の腕がわらび餅みたいと言いながら矛盾もあって、わらび餅を食べてもちろんおいしいのはおいしいけどおばちゃんの二の腕を食べている気分になったことはない。
が!が!である。
ここのわらび餅を初めて口に含み、一口噛んだ瞬間、おばちゃんの二の腕や!っと思った。ひと噛み、ふた噛み、柔らかいのに噛みきれない弾力。逃げていく肉。いや、餅なっていうツッコミとかしてる場合じゃないのよ。噛み切れないのにいつのまにか溶けるようになくなっている。あれ、わたしの二の腕ちゃんはいずこへってなもんなのだ。そして、2個、3個と頬張っては消えていく幸せという名の不幸せ。
ていうか柔らかすぎて噛みきれないってあるんだね。もはやグミなんか石だよ。噛み切れる石だよ。
二の腕の残りを裁縫箱にしまう ようこ
[edit]