北田辺7月句会
2015/07/29
Wed. 00:52
わたしの作句コーナー(と勝手に名付けているソファがあるのだ)に誰か座っている。
逆光でよく見えない。誰や。
えっ!ゆみ葉さん!?うわ~はじめましてやん。(北田辺では)
ぉおおお!柊馬さま(←指が勝手にさまと打ったのでそのまま使用)
くんちゃん、うれしいなあ~。あ~今日どこで作句しよ~。
あらんさんが持ってきてくれはったというどぶろくを味見。おーすっぱい。
これぞ密造酒やねという声に、ああ、きゅうちゃんに密造酒の句あったなあ。
いろんな思いが交錯する。
そんな中、とりあえず食べる。呑む、だけど、なんか落ち着かない。
理由はしおとちゃん。天敵なのである。油断してようがしてなかろうが槍のような刃物のような
言葉でメッタ刺しなのである。
そんな諸々で席題がはじまったころにはすでに心が疲れきっていた。
こんな時、自分の繊細な神経を呪わずにはいられない。ああ、剛毛の生えた心臓が欲しい。
吹きっぱなしの金鳥姫とアース姫 柊馬
お姫さまをきつねは赤い花にした ゆみ葉
ゆずる筈のおもちゃを抱いている 律子
平凡な顔の警察官が来る 紫乙
黒毛和牛いちじくの葉をゆずられる 樹
くまモンの中身はサザエさんである 一筒
殿さまが残高照会しているよ 律子
後半は残った8人?9人?で封筒回し。さらに雑詠1句出し。2回?
そうだ、そうだ、最後は柊馬さんに選をお願いしたんでした。
もうこのへんから記憶が断片的。
にもかかわらず、楽しかったっていうことは体がちゃんと憶えている。
ゆみ葉さん作きゅうりのきゅーちゃんがおいしかったのも憶えている。
笑いすぎたせいで翌日はおしりが筋肉痛。
つゆだくや姫やわやわとひしめいて
おばちゃんを塗っているのでべたべたする
昨日の棺のふたをゆずられる
ワイセツなことに突発性難聴
民意かなニュースは清く尿意だろ
ポポちゃんを抱いて眼精疲労なり
人形をピンクの毛と肉に分ける
ホテルオークラ殿の目が青い
いけにえはてるてる坊主プレミアム
父のスカートからプレミアムが香る
遠花火蛸は全身顔である
面識はないが扇子をプレゼント
電線だらだら暗黙の羅列
かまきりの頭は風紀委員長
生ごみになるまで膝を吸いつくす
目頭に量産されていくキツネ
レプリカのきみに赤みを足してやる
真実はやや三つ編みの老婆かな
口角に増える三文占い師
増えすぎた少女のゆるい噛み合わせ
あごのない死体を入れる雨後の月
太郎を嗅いで次郎を密売す
逆光でよく見えない。誰や。
えっ!ゆみ葉さん!?うわ~はじめましてやん。(北田辺では)
ぉおおお!柊馬さま(←指が勝手にさまと打ったのでそのまま使用)
くんちゃん、うれしいなあ~。あ~今日どこで作句しよ~。
あらんさんが持ってきてくれはったというどぶろくを味見。おーすっぱい。
これぞ密造酒やねという声に、ああ、きゅうちゃんに密造酒の句あったなあ。
いろんな思いが交錯する。
そんな中、とりあえず食べる。呑む、だけど、なんか落ち着かない。
理由はしおとちゃん。天敵なのである。油断してようがしてなかろうが槍のような刃物のような
言葉でメッタ刺しなのである。
そんな諸々で席題がはじまったころにはすでに心が疲れきっていた。
こんな時、自分の繊細な神経を呪わずにはいられない。ああ、剛毛の生えた心臓が欲しい。
吹きっぱなしの金鳥姫とアース姫 柊馬
お姫さまをきつねは赤い花にした ゆみ葉
ゆずる筈のおもちゃを抱いている 律子
平凡な顔の警察官が来る 紫乙
黒毛和牛いちじくの葉をゆずられる 樹
くまモンの中身はサザエさんである 一筒
殿さまが残高照会しているよ 律子
後半は残った8人?9人?で封筒回し。さらに雑詠1句出し。2回?
そうだ、そうだ、最後は柊馬さんに選をお願いしたんでした。
もうこのへんから記憶が断片的。
にもかかわらず、楽しかったっていうことは体がちゃんと憶えている。
ゆみ葉さん作きゅうりのきゅーちゃんがおいしかったのも憶えている。
笑いすぎたせいで翌日はおしりが筋肉痛。
つゆだくや姫やわやわとひしめいて
おばちゃんを塗っているのでべたべたする
昨日の棺のふたをゆずられる
ワイセツなことに突発性難聴
民意かなニュースは清く尿意だろ
ポポちゃんを抱いて眼精疲労なり
人形をピンクの毛と肉に分ける
ホテルオークラ殿の目が青い
いけにえはてるてる坊主プレミアム
父のスカートからプレミアムが香る
遠花火蛸は全身顔である
面識はないが扇子をプレゼント
電線だらだら暗黙の羅列
かまきりの頭は風紀委員長
生ごみになるまで膝を吸いつくす
目頭に量産されていくキツネ
レプリカのきみに赤みを足してやる
真実はやや三つ編みの老婆かな
口角に増える三文占い師
増えすぎた少女のゆるい噛み合わせ
あごのない死体を入れる雨後の月
太郎を嗅いで次郎を密売す
[edit]
乱れ詠む。
2015/07/22
Wed. 17:13
しばらく川柳を無視していたら、突然やってきた。
ピンポーン。
「はい。」
「すみません、川柳のほうから来たのですが。」
むむっ、怪しい。髪の毛で見事に編まれた帽子(と言っていいのか)に気を取られているスキにずかずか上り込む。
「準備体操は針ポタッ。世界胃酸カルピチュ。BL性パタリロん。かたくり子の復讐。いかがですか。」
って言われても、ねえ。
「じゃあ、その朝採りの昼男、ください。」
「ありがとうございます。お早めに服用してください。では。」
なんだ、くすり売りだったのね。
では、さっそく。ごっくん。
トイレが長い理事長はもっと長い
ムダ毛処理の話しに淀屋橋
老人ホームの墓石のようなカツレツ
店員の笑顔にフェミニーナ軟膏
梅雨明けやカラスの真似をするカラス
画廊に持ち込むザビエルの羞恥心
ノーパンでゴミ出しに行く水曜日
ノーブラであしたのパンに挟まれる
濁流をオムす老舗洋食屋
川べりで宅配便を待っている
鬱の日の極にエプロンの生っぽさ
海が消え空が消え少年食ってやる
みでぃあむれあな少女が食レポする
あ、効果切れました・・・・。コロリ。
[edit]
蔦屋書店
2015/07/14
Tue. 10:51
今朝の空はマグリットの描く空みたいだ、と思った。京都でマグリット展が始まった。そうだ、京都に行こう!
とはつゆほども思わなかったのはなぜだ。それは関西に住んでいるからだ。そのCMだって見たことない。
見たことないけど知っている。
先日この春オープンした梅田の蔦屋書店に行った。カフェが併設されていて本を読みながら飲食もできるという
すぐれ場所。広い。どこに移住したいかと訊かれれば、今ならここを答えるつもり。
店内には椅子が随所にあり、座って読める。最初はまだお客さんが少なくて読みたい本見つけて近くの椅子に
座って読む。返す。新たな本を持ってきて座って読む、そのうちに人も増え、新たな本を持って、あ、座るとこないわ、
探す、うろうろす、あ、あった、座って読む。ざあっと読んでさあ返そうという段になったら、あれ?どこから持って
きたっけ?うわ~ん、わからへん、どないしよ、適当になおしといたらええか、いやいや、あかんあかん。
ふつうの天使とたまに悪さする天使が囁き合い、うろうろし合い、あーもう無理、ぜんっぜんわからへん。
結局お店のお姉さんに「すみません・・・これ、返すとこわからなくなりました・・・。」って言うたら、
「はい、返しときますね~。」って。おるんやん、ぜったいわたしだけじゃないって、この心得てます感たっぷりの対応。
そやのに、ほんま頼んないな、ふつうの天使が囁く。
返す場所が分からなくてうろうろしてしまった本が辺見庸の「霧の犬」不思議な本。不思議な文章が続く。流れる。
なんのことを書いているのかさっぱりわからないまま巻きこまれた。うろうろはこの本を選んだ時から始まっていた
のかもしれない。
などと書けばなんとなくかっこよく聞こえはしないか。
辺見庸といえば「赤い橋の下のぬるい水」という小説が心に残っている。それはストーリーではなく、ある一場面。
ぼくとサエコさんがよく冷えた「フォルマジオ・アル・ペペロンチーノ」というチーズ(舌のようなペロンとした)を
ふたりで食べるシーン。正確には食べながら喋るシーン。舌に舌様のチーズが重なってこんな風になる。
「ああ、づべだいわ。づべだぐで、ぎぼぢいいわ。ぼういぢまい、じだがでぎだびだいよ。あだだぼ、やっでびだい?」
「ぼんど。じだがづべだい。ああ、ごれ、じだにびりづぐ。ずごぐ、びりづぐ。」
こういう会話がしばらくのあいだ続く。意外と理解できるもんなんだ、これが。
「おでがい、だばっでいで。だれじぼ、いばだいで。びずのごど、だれじぼ、いばだいでね。ばずがじいがら。」
っでいぶがんぢでおばるんだげど、ぼっどぎいでだい、いびぼびばいずるばでのぼんのずごぢのずべがごごぢいい。
ってなる辺見庸の文章なのである。(分かるかっ)
ああ、これ、あれ、穂村弘の
体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ 穂村弘
これに似てる。体温計くわえてるからうまく言えてない「雪だ」。でも「雪のことかよ」って言い方が冷たい。づべだい。
「ほんろら、ゆひら。」って言ってほしい。いや、やっぱり言わなくていい。どっちだ。
この蔦屋書店、朝の7時から夜の11時までやってるそうだ。あんまり家に帰りたくない日は(どんな主婦やねん)ここに
寄り道しようと思った。
とはつゆほども思わなかったのはなぜだ。それは関西に住んでいるからだ。そのCMだって見たことない。
見たことないけど知っている。
先日この春オープンした梅田の蔦屋書店に行った。カフェが併設されていて本を読みながら飲食もできるという
すぐれ場所。広い。どこに移住したいかと訊かれれば、今ならここを答えるつもり。
店内には椅子が随所にあり、座って読める。最初はまだお客さんが少なくて読みたい本見つけて近くの椅子に
座って読む。返す。新たな本を持ってきて座って読む、そのうちに人も増え、新たな本を持って、あ、座るとこないわ、
探す、うろうろす、あ、あった、座って読む。ざあっと読んでさあ返そうという段になったら、あれ?どこから持って
きたっけ?うわ~ん、わからへん、どないしよ、適当になおしといたらええか、いやいや、あかんあかん。
ふつうの天使とたまに悪さする天使が囁き合い、うろうろし合い、あーもう無理、ぜんっぜんわからへん。
結局お店のお姉さんに「すみません・・・これ、返すとこわからなくなりました・・・。」って言うたら、
「はい、返しときますね~。」って。おるんやん、ぜったいわたしだけじゃないって、この心得てます感たっぷりの対応。
そやのに、ほんま頼んないな、ふつうの天使が囁く。
返す場所が分からなくてうろうろしてしまった本が辺見庸の「霧の犬」不思議な本。不思議な文章が続く。流れる。
なんのことを書いているのかさっぱりわからないまま巻きこまれた。うろうろはこの本を選んだ時から始まっていた
のかもしれない。
などと書けばなんとなくかっこよく聞こえはしないか。
辺見庸といえば「赤い橋の下のぬるい水」という小説が心に残っている。それはストーリーではなく、ある一場面。
ぼくとサエコさんがよく冷えた「フォルマジオ・アル・ペペロンチーノ」というチーズ(舌のようなペロンとした)を
ふたりで食べるシーン。正確には食べながら喋るシーン。舌に舌様のチーズが重なってこんな風になる。
「ああ、づべだいわ。づべだぐで、ぎぼぢいいわ。ぼういぢまい、じだがでぎだびだいよ。あだだぼ、やっでびだい?」
「ぼんど。じだがづべだい。ああ、ごれ、じだにびりづぐ。ずごぐ、びりづぐ。」
こういう会話がしばらくのあいだ続く。意外と理解できるもんなんだ、これが。
「おでがい、だばっでいで。だれじぼ、いばだいで。びずのごど、だれじぼ、いばだいでね。ばずがじいがら。」
っでいぶがんぢでおばるんだげど、ぼっどぎいでだい、いびぼびばいずるばでのぼんのずごぢのずべがごごぢいい。
ってなる辺見庸の文章なのである。(分かるかっ)
ああ、これ、あれ、穂村弘の
体温計くわえて窓に額つけ「ゆひら」とさわぐ雪のことかよ 穂村弘
これに似てる。体温計くわえてるからうまく言えてない「雪だ」。でも「雪のことかよ」って言い方が冷たい。づべだい。
「ほんろら、ゆひら。」って言ってほしい。いや、やっぱり言わなくていい。どっちだ。
この蔦屋書店、朝の7時から夜の11時までやってるそうだ。あんまり家に帰りたくない日は(どんな主婦やねん)ここに
寄り道しようと思った。
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玉野市民川柳大会
2015/07/08
Wed. 16:51
前日とほぼ同メンバーが翌朝新大阪に集合し、いざ玉野。
会場は大盛況です。到着が遅いというのもありますが、席を探すのもやっと。
今年で66回という歴史ある大会ですが、わたしは今回で2回目というひよっこです。
投句し終えたら、すぐに近くのお好み焼き屋さんへ。
景気づけに一杯飲む。まだ時間あるからともう一杯飲む。じゃあなんかつまめるもん言うて餃子注文。
だいじょうぶかな、におわんかな、と言いながら食べる。
大会のはじまりです。
共選の披講を聴くの苦手なのです。抜いた句それぞれ違うと言っても、結局半分くらいはかぶってるんじゃない
かな~。最初の選「煽る」なんて、「煽られて~」「煽られた~」の目白押し。聞くの疲れてくるのはわたしだけ
なんでしょうか。いや、わたしの句が抜けなかったからとかいうわけじゃないんです。
おもしろい句、いっぱいありました。
よいなあと思った句。(表記違ってたらすみません)
煽ってくだされば20mは走る 豊子
マヨネーズしぼり切るとき魔女になる 早苗
挽歌とや象をてのひらで包む 一石
挽歌だろう頬に畳の跡がある かがり
おとうとを創り弟惑わせる ゆみ葉
それにしても今回はトホホな結果に終わりました。
茂俊さんに終わって「出してないんかと思った」って言われたけど、わたしも出し忘れたかと思いました(笑)
自分で言うのもなんですが、大体いつも結構抜いていただけるのです。別に狙ってるわけではないのですが、
そこはやっぱり抜けると単純にうれしいのよ、にんげんだもの。
でも今回のように兼題1句、席題1句だけでもそれはそれで、「ついにわたしも共感の域を越えたか」という
勝手な自己満足というか、ただの持前のおめでたい性格というか、そのようなものに支えられるわけです。
調子いいのよ、にんげんだもの。
つまり結果なんかは関係なく、大会後のお酒は格別であり、岡山のさわらのお造りはおいしく、年に一度の
お祭りのような一日でした。
でもやっぱり2日連続は疲れますね。
そりゃそうだ、おばちゃんだもの。
ナイロンで創るカバの死ぬ季節 ようこ
腐女子から新鮮な目を奪うのだ
会場は大盛況です。到着が遅いというのもありますが、席を探すのもやっと。
今年で66回という歴史ある大会ですが、わたしは今回で2回目というひよっこです。
投句し終えたら、すぐに近くのお好み焼き屋さんへ。
景気づけに一杯飲む。まだ時間あるからともう一杯飲む。じゃあなんかつまめるもん言うて餃子注文。
だいじょうぶかな、におわんかな、と言いながら食べる。
大会のはじまりです。
共選の披講を聴くの苦手なのです。抜いた句それぞれ違うと言っても、結局半分くらいはかぶってるんじゃない
かな~。最初の選「煽る」なんて、「煽られて~」「煽られた~」の目白押し。聞くの疲れてくるのはわたしだけ
なんでしょうか。いや、わたしの句が抜けなかったからとかいうわけじゃないんです。
おもしろい句、いっぱいありました。
よいなあと思った句。(表記違ってたらすみません)
煽ってくだされば20mは走る 豊子
マヨネーズしぼり切るとき魔女になる 早苗
挽歌とや象をてのひらで包む 一石
挽歌だろう頬に畳の跡がある かがり
おとうとを創り弟惑わせる ゆみ葉
それにしても今回はトホホな結果に終わりました。
茂俊さんに終わって「出してないんかと思った」って言われたけど、わたしも出し忘れたかと思いました(笑)
自分で言うのもなんですが、大体いつも結構抜いていただけるのです。別に狙ってるわけではないのですが、
そこはやっぱり抜けると単純にうれしいのよ、にんげんだもの。
でも今回のように兼題1句、席題1句だけでもそれはそれで、「ついにわたしも共感の域を越えたか」という
勝手な自己満足というか、ただの持前のおめでたい性格というか、そのようなものに支えられるわけです。
調子いいのよ、にんげんだもの。
つまり結果なんかは関係なく、大会後のお酒は格別であり、岡山のさわらのお造りはおいしく、年に一度の
お祭りのような一日でした。
でもやっぱり2日連続は疲れますね。
そりゃそうだ、おばちゃんだもの。
ナイロンで創るカバの死ぬ季節 ようこ
腐女子から新鮮な目を奪うのだ
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ふらすこてん七夕句会
2015/07/07
Tue. 17:19
6日(土)ふらすこてん句会。
翌日玉野の大会があるということで、ついでに(?)来られたという悠とし子さんと亜蘭さんが参加。
とし子さんはとてもお元気で一所懸命でとてもかわいらしい。ご自分の川柳を意欲的に探っておられます。
亜蘭さんは句より何よりペディキュアが強烈すぎて他は言うことないです。ハイ。
今回の席題は「とど」。
うそやん、よりにもよってなんでとどなん、かがりちゃ~ん。
わたし、玉野の句にとど使ったやん。と文句言いながら、まあそれはそれでええかと玉野の句には
手をつけず2句作って出しましたよ。でも後から考えたら、玉野の選者さんが祥文さんと本多洋子さん。
あかんやん。ふらすこてんの使い回ししたみたいやん。ということで結局翌日作り直しましたがな。
三人選「乳」
最高得点句は19点。これはすごい。
帰ったらフックにかけておく乳房 とし子
選者さんみなさん入れてはりました。
「ハンガーにかけておく~」とか「フックにかけておく~」というのはむしろ聞き飽きた措辞です。
でも「乳房をひっかける」という発想がわたしの中になかった。あってもよかったはずなのになかった。
そんなとこも含め、痛快で愉快。
10点 ひまわりと乳の高さが印象派 柊馬
8点 前髪をはずしておっぱいの時間 陽子
7点 七月の準備体操する乳房 泰子
7点 その位置の動かしがたき乳房かな 喜八郎
おしおきはアポなしとどに囲まれて ようこ
つまりそのとどをしゃぶしゃぶして食べる
ああ兄さんから蝉が生まれるよ
くちびるを七つ道具で絡めとる
鯖よりもやや青白き少女かな
股上はややバイエル寄りである
前髪をはずしておっぱいの時間
父として父には父の乳がある
この日は玉野に備え、酒量は控えめにそれでも2次会、ひさしぶりのカラオケにも行き解散。
翌日につづく。
翌日玉野の大会があるということで、ついでに(?)来られたという悠とし子さんと亜蘭さんが参加。
とし子さんはとてもお元気で一所懸命でとてもかわいらしい。ご自分の川柳を意欲的に探っておられます。
亜蘭さんは句より何よりペディキュアが強烈すぎて他は言うことないです。ハイ。
今回の席題は「とど」。
うそやん、よりにもよってなんでとどなん、かがりちゃ~ん。
わたし、玉野の句にとど使ったやん。と文句言いながら、まあそれはそれでええかと玉野の句には
手をつけず2句作って出しましたよ。でも後から考えたら、玉野の選者さんが祥文さんと本多洋子さん。
あかんやん。ふらすこてんの使い回ししたみたいやん。ということで結局翌日作り直しましたがな。
三人選「乳」
最高得点句は19点。これはすごい。
帰ったらフックにかけておく乳房 とし子
選者さんみなさん入れてはりました。
「ハンガーにかけておく~」とか「フックにかけておく~」というのはむしろ聞き飽きた措辞です。
でも「乳房をひっかける」という発想がわたしの中になかった。あってもよかったはずなのになかった。
そんなとこも含め、痛快で愉快。
10点 ひまわりと乳の高さが印象派 柊馬
8点 前髪をはずしておっぱいの時間 陽子
7点 七月の準備体操する乳房 泰子
7点 その位置の動かしがたき乳房かな 喜八郎
おしおきはアポなしとどに囲まれて ようこ
つまりそのとどをしゃぶしゃぶして食べる
ああ兄さんから蝉が生まれるよ
くちびるを七つ道具で絡めとる
鯖よりもやや青白き少女かな
股上はややバイエル寄りである
前髪をはずしておっぱいの時間
父として父には父の乳がある
この日は玉野に備え、酒量は控えめにそれでも2次会、ひさしぶりのカラオケにも行き解散。
翌日につづく。
[edit]
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