ふらすこてん9月句会 

2016/09/05
Mon. 10:16

三人選「寛ぐ」
11点 太平洋にいます殻付きピーナッツ 彰子
11点 じゃがいもが21コ在り寛ぐ   柊馬
 8点 疱瘡を見せあう101回目    かがり

最高得点句どちらも取ってました。
今回のメインテーマは「数字から垣間見えるあざとさ」とでもいいましょうか、たまたま今回重なった
21と101というふたつの数字。しかもどちらも高得点です。
「この数字はあざとい。この数字を使った理由が作者にちゃんとあるのか。」という祥文さん。
川柳において「あざとい」と言われることはなんとなく褒められてると思っていたので、かなり驚きでした。

確かに数字にはやっつけ的なとこありますもんね。聞こえは悪いけど数字詐欺。具体的な数字を
出されると人間はつい信用してしまいます。やはり作る側もそのへんは計算に入れているのだと思います。
数字だけにね。
わたしもあざとい方なのでよく分かります。

でも、わたしは今回21コに騙されたわけではなく、それ以外のところもいい!と思ったのでいただき
ました。なんなん、じゃがいも21コの安心感。1食につきじゃがいも1コ消費するとすると、21コあったら
1週間はなんもせんと生きていけるっていうね、とりあえず命の保障?それだけで悩みすべて解決みたいな。
世の中にはラグジュアリーなホテルで寛ぐ人もいれば、じゃがいも21コで寛ぐ人もいるのである。




いちじくの皮下組織よな盆踊り    ようこ
シロナガスクジラは白くない阿片
鈴虫が棲んでいるから暗い家
夏休み明け彼女らの虫さされ
鮫肌や働く理由など知らん


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2016-09