ふらすこてん11月句会 

2015/11/09
Mon. 14:23

毎月京都に行っているのに、家を出る時間が憶えられない。
当日、朝起きて、逆算して、このくらいに出たらいいねんな、って考えるのが句会に行く日のわたしの
ルーティンワークになっている。五郎丸があのへんなポーズをするように、イチローが朝起きてバットを
構えるまでの一連の動きがあるように、この作業がわたしにとって、いざ、句会へという精神統一に
なっているのだ。
というのは真っ赤な嘘である。

先日の句会はこの逆算を間違えたみたいで、投句時間ぎりぎりセーフで到着。
もっとぎりぎりセーフで到着したかにちゃん。「迷った」って言うから、どっか出先から来たんかと思えば
自宅(しかも徒歩で来れるとこ)から来たと言う。だいじょうぶか。かにちゃん。病院行った方がいいん
じゃないかと言おうと思ったが、かわいそうなくらいテンパっている彼女を見て何も言えなくなった。
ね、だからルーティンワークさえしっかりしておけば、わたしのようにぎりぎりセーフに着いても焦ることは
ないんだよ、と言おうと思ったが、暑くてセーターまで脱いでいる姿を見てその言葉もぐっと飲み込む
やさしさと余裕。そして心の中でそっとBGMをかけてあげた。今のきみは ピカピカに光って~♪(汗で)

あ、句会?
なんか前回偉そうなこと書いたからめっちゃ書きにくい。しかも今回選からだだ漏れやったし。ということで
今回は鼻を低くして書きたいと思います。

8点  早う逝きなはったおでんに辛子塗る  くんじろう
7点  フリスビーのうまい塗装工見習い   かがり
6点  漆喰を塗って時間を遠ざける     正昭

わたしは
さあ父よ頬にピンクを塗ってあげます    柊馬

に一番ビビビときました。

この父は生きているのか死んでいるのかわからないけど、どちらにしても喜劇の一場面としての図が
ありありと浮かびます。生きている父だと、自分が誰かさえも分からなくなり、道化として生きていくしか
なくなった父の悲哀(他人が感じる)と子の寂しさと諦めと安堵が入り混じったようなものが感じられるし、
死化粧だとすると、この父は天寿をまっとうしたのだなあという感慨がちゃんと伝わってきます。
そして「塗りましょう」じゃなくてわざわざ字余りにしてまで「塗ってあげます」としてるとこにも作者の
こだわりを感じました。恩着せがましいやっちゃなあ、と思わせる狙いがあるんですよね。

わたしの句。
かなしいねびっくり箱はビョーキだね
蓋するとだいぶ箱っぽく笑う
たずさえよ生きる資格のない眉を
剃髪のあとからあとから塗る駝鳥


3次会はおっさん4人とカラオケ。茂俊さん、安心してください。セクハラはありませんでした。
北田辺で借金返します(¥稲作)。



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