北田辺久保田紺追悼句会 

2016/02/02
Tue. 20:28

先月号より。
ランドセルからちんぴらのハーモニカ  くんじろう
体重計に乗って雪の白い事      茂俊
後ずさりしてゆくイマジンの小骨   一艘
ムーミンを伏せの姿勢で待たせとく  ちかる
唇をはみ出すまでは蕪でした     律子
大きな蕪には家族がついてくる    茂俊
ヒゲ剃って蕪はごきげんナナメなり  幸彦
逃げても逃げても太陽の塔      丁稚一号
スヌーピーになってからよく伸びる鼻毛 ちかる
後から見ても鼻毛が揺れてます    鈴菜
一本は鼻毛で三本は無駄毛      洋子
ちょうど魚屋ちょうどお菓子屋頭痛する きゅういち
六丁目パンに挟んで父を待つ     かがり


北田辺64回句会は紺さんの追悼句会になりました。
北田辺句会に初めて行く時、一人で行くのがこわくて紺さんを誘った。結果、北田辺にハマったのは
わたしよりも紺さんのほう。いつも家出してきたみたいにコロコロにお酒を一杯詰め込んで来てくれていた。
みんなを喜ばせるのが大好きだった紺さん。それはくんちゃんも同じ。だから北田辺、なんだと思う。

もう泣かないぞと行ったら、いきなり紺さんの写真を見せられて涙。泣かそう思てとか言いながら、
泣いたら泣いたで泣くのはまだ早いぞーて、みんなどんだけ勝手なんだ。
久しぶりに見る紺さんの姿はつらいけど、うれしかった。

そして、この日は紺さんを知る人、知らない人総勢22人。北田辺史上初の20人超え。
紺さんパワーやね。そして、みんなでとお酒もたくさん届いていた。
紺さん。紺さん。紺さん。心の中で呼びかける。
追悼句会と言えども容赦なしの席題21個。
みんな泣いたり笑ったりとてもよい追悼句会だったと思う。



わたしの句、そして追悼句。
着せられて詩集はがされて死臭
母狩りをする弟になりすまし
ピンクのパジャマはオギノ式で畳む
週3で船長もしています
やわらかな時間に飛び降りるみかん
マンボウに似た人を100人程盗む
五分刈りで偽善という名の栓をする
耳栓をしたまま夜を聴いている
おぢさんに春が来たのでペディキュアを試す
誰それを恨んでくれてありがとう
舌のない虫だって言う「これうまい」
前髪を気にしているくんじろう
リカちゃんのすじにかみつくリカちゃんのパパ
かばんから岩ペンギンと履歴書と
おはようを繰り返すからふたである
西高東低りんごはもう青い
Yのつく人この指とーまれ
くちびるを見てから決めるYさんのかかと
とりあえず部首をはずして散歩する
一生分のかかとが欲しいヒヤシンス

「紺っ」と言う卵がうまく剥けなくて




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