北田辺2月句会 

2016/03/02
Wed. 17:06

前回の句会報より。
雪の足跡そんな声でははがせない  正博
洛中の霊魂を狩るセロテープ    きゅういち
制服のどこかがいつも溶けている  紫乙
裁判長はブルマーのゴムである   一筒
脳ミソの真下は長い鼻の下     ひろ子
かまぼこの焦燥感を知っている   一艘
黙祷の時間もヒゲが伸びている   恵美子
栓という栓にあだ名をつけてゆく  和枝
ねえあなた西高東低ゴッコしよう  六助


参加者13名。ここのところ人数が多かったせいか、この日は13名でも部屋の余白が多く感じる。
席題もいつもより少な目だしのんびり作っていたら、やっぱり一番最後になってしまった。
そうか、数が減ったらその分時間も短くなるから、結局同じペースで作らないといけなかったんだと
今さら気づく。
今回はめずらしく祥文さんが参加。やはりさすがである。とわたしごときが言うことではないのだが。
あれだけ飲んでも、ほぉーーというような句を連発。

今回は差し入れのお料理が続々であった。幸男さんのいわしの煮つけ、きゅうちゃんの豚の角煮、
ろっぱさんの大根餅。ろっぱさんは女性だけど、川柳をやる男性は料理上手な人が多い。もちろん
わたしはいつも食べ専である。朝ごはんも抜いて、最高にお腹をすかせたベストコンディションで
句会に臨むよう心がけている。


わたしの句
振り向いた滝はおちょぼ口だった
やかんの湯気で母の目が取れる
金網の向こうで老人を募る
大阪はこけしの鼻をひきちぎる
太ももを隠すラザニア風にして
おつぱい星人さくらの木の下で
クレタ人祠のような唄を吐く
同じ花ばかり咲かせる犬の唄
春の水深は鉄火巻きで測る
靴べらと貞操帯がこだまする
北側ばかり全否定して帰る
黄昏の三丁目でちびる月
ムシムシするからムンムンするのです
カキフライを理由にアジフライ誘う
放尿や倫理振り回し貝
おみやげはスペアリブの骨だから
半分は生え際半分はグラタン
うまい棒にスペシウム光線ぶっち切る
昨日から君の帽子がクレイジー
あかり当てられうずくまる隠語
チクチクはちくわくわえておきなさい
枠内で六つ子ふるえて死んでいる



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