飯田良祐句集を読む集い 

2016/08/02
Tue. 16:21

ゲストは歌人の岡野大嗣さん。
岡野さんが選ばれた10句の鑑賞に聞き入る川柳人。
ほお~とか、へえ~とか言いながら。
たとえば、

   下駄箱に死因AとBがある   良祐

靴底には今日一日の無数の死因をはりつけて帰ってきており、その靴をしまう下駄箱で剥がれ落ちる。
下駄箱というせまい空間でさらに死の濃度が増してくる。

柊馬さんは、「時間にまつわる句が多い」と指摘。岡野さんの読みに加えて、この下駄箱も過去の堆積
した時間であり、命の中の何かを回収したい、という想いがあったのではないかと。

三次会で岡野さんの句を教えていただきました。完璧におぼえていないのでアレなのですが、『口の中に虫が
飛び込んでいま死に立ち会いました』みたいな歌。失礼か。ほんま。でも、この句を聞いて下駄箱の句と
どこかつながっている気がしたのですよ。

 ※追記  いま虫が口に入っていきました死の瞬間に立ち会いました   岡野大嗣   

       でした。




淡々と語る言葉も行動も正直すぎて、きょうみぶかい方でした。
同じ沿線の住人でしたので、いつかふとお会いして、談義していただきたいものです。



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