北田辺12月句会 

2016/12/28
Wed. 11:01

先月号より
鋭角な尻は短い羽で隠す    かがり
沖縄でも北海道でもなかった犬神家の巣 々々
剃毛の途中でユダのビブラート  与生
散るために重力がある花と蛇   大祐
散り方は右の乳房に決定権    一帆
な、は夏のち、は血みどろの、紙の舟  くんじろう




今年最後の北田辺句会。わたしは今年最後の句会。
クリスマスプレゼント交換があることを、家を出る直前に知り焦る。
上着を着ずに出かけそうになるくらい、焦る。
元来プレゼントが苦手なのだ。
当然喜んでもらえることを願って贈るのだが、最悪喜んでもらえなくても、
がっかりはされたくない。それがプレゼントの流儀というものよ、と思っているので、
そのためにはある程度の時間が必要で、その時間がないことに焦ったのだ。
ここは常夏かっていうくらい汗だくになりながらなんとか購入。
行ってみるとみんなちゃんと用意していて、知ってたんだ、みんな、えらいなあ、と感心する。

今年最後ということで、17名参加。最近は県外の欠席投句者が増えていて、
くんちゃんもとてもうれしそう。
今年一年、ごちそうさまでした。

席題「さん」
まさか抜かれんやろうと思っていた句が抜かれてしまった件。
醜い男とはさん付けで話す (我ながら酷すぎる)      
ちかるさんと紫乙さんの共通点を探す(人間ていうだけやろという声に、人間やったんや・・と思うわたし)



遠ざかる岩にも少し嘘をつく    ようこ
海の色侮辱し逆子を治す
はじまりの顔はいつでも芋である
思春期のウエストポーチ切れたまま
淡水で洗うアロエの腋の下
もろびとこぞりてムーミン玉結び
鉄パイプでとうふを殴るような人
新鮮な臓器が残るビニール傘
人呼んで亡母渇いた背中です
ラブとして凶器の届くクリスマス
偶数の好きな娘の弱酸性
袋からカーネルサンダースの前歯
ピカチュウが足湯に溶けるドロップス




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