川柳カード8号合評会 

2015/04/13
Mon. 18:13

土曜日は川柳カードの合評会でした。

まずまじめに同人作品、参加している会員作品を評し合います。とはいえ、やはり人間とは弱いもので、
ご本人を前に発言するのはとても勇気がいるもので、ましてや「ここはどうなん?」的なことというのは
なかなか言えないのですよね。奥歯に電車がはさまってるような、その電車に閉じ込められてるような
きまずい空気が漂う。いい事もわるい事も言い合うことはわるい事ではないと思うんですけどね。

そんな中、ゆみ葉さんは、10句全体を通してしっかりと筋道たてて読みをしてくれはったり、
柊馬さんがご自身の句の種あかしをさらっとしてくれはったり、一筒さんがご自分の句に意味はないと
どこまでも無責任さをアピールしすぎてかえって怪しかったり、みなさんの川柳に対するスタンスみたいな
ものが見られて楽しいです。なんて悠長に人間観察してる場合じゃないんですけどね、ほんまは。
いつも意見を求められて、もじもじ、もごもごしてしまう。紺さんとわたし。(紺さんに失礼や)

(8号好きな一句)

川上で心の牛を取りかえる     小池正博

「心の牛」に参りました、とひれ伏しました。くやしいけど。
大きな体のくせして、いかにも草食動物特有の澄んだやさしい目をした牛と目には見えない心の大きさが
イメージ的にぴったり重なる。
日々の生活で摩耗していく精神に対し、何でも交換可能になっている時代の流れも見え、その軽々しさとともに
傷ついた自己の回収へとつながっていく。



合評会のあとは一人一句出しの句会。互選。

「舞」
舞姫のただ立っている停留所    秋の子
納得のできた棒から舞い上がる   とし子
尿酸の欠片皇帝円舞曲      一筒

「雑詠」
秀吉のDNAが出る桜     洋子
一羽だけ大きい鳩がいるピアノ    陽子
仕方なくマスク外して水を呑む    秋の子

こちらは誰の句か分からない中で批評し合うのですが、これが楽しいです。
作者が分からないから何を言っても許されるってわけでもないんですけど、やっぱり許されると思っているところが
あるんでしょうね。いい事もわるい事もさんざん言い合った後に呼名した時の皆さんの反応もまたおもしろい。
ちなみにわたしの句「一羽だけ~」のダメ出しはピアノにもピアノに鳩という取り合わせにも既視感があるそうです。

2次会でも由紀子さんにバシバシ言われたので「ピアノに既視感あったとしても、それ以外のところでそれを上回る
ものがあればいいんじゃ・・・」と反論したらば「ない!!」とそれはもう食い気味で一喝されるという、快・・・感。
どうも普段Sなわたしですが、こと自分の川柳になるとMになるみたいです。みなさん、もっとダメ出ししてね。

2次会ではクイズに正解したらお会計が安くなるという企画あり。
「ドラミちゃんが好きな食べ物は?」
「メロンパン。」ぜんちゃん美声で即答す。正解。ぜんちゃんがおたくでよかったよ。ありがとう。

そんなこんな川柳とお酒にどっぷりな一日でした。








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